(36)関東大学1部リーグ戦 第14節対国士大戦 試合後コメント

2021.09.23

栗田大輔監督

――試合を振り返っていかがですか。

 「2点差のビハインドから、逆転できたので、大きな1勝だったと思います」

 

――FW藤原悠汰(政経4=広島皆実)がハットトリックを達成しましたが、いかがですか。

 「3点を取るということはサッカーではすごく大きな仕事だと思いますし、15節の筑波大戦も彼が点をとって同点で終えました。その調子の良さを買って今日は先発起用したのですが、そこで期待に応えてくれたので良かったと思います」

 

――後半は4バックにシステムを変更しましたが、どのような狙いでしたか。

 「もう1度明治の根幹となるサッカーをやってこいということで4-4-2のハイプレスを徹底して行うように指示しました」

 

――暫定首位です。連戦が終わり次戦までは10日空きますが、準備はいかがですか。

 「4年生にとってリーグ戦は残り6試合です。相手や順位がどうということではなく、4年生が後悔をしないように、持てる力を出し切って卒業することが大事で、そのためのサッカーをする準備をしていきます」

 

石井優輝主将(政経4=昌平)

――試合を振り返っていかがですか。

 「前半は不甲斐ないというか、明治としてありえないゲームをしてしまったのが反省すべき点でした。後半はシステムが変わって、栗田監督からげきを飛ばされて、いいサッカーができたと思いますけど、実際に試合に出るのは自分たちなので、監督に檄を飛ばされて修正しているようではまだまだです。そろそろ自分たちも自立して、正していくことができないと残りのリーグ戦を全勝することはできないので、修正します」

 

――相手の10番、棚橋(国士大)が手強かったと思いますがいかがですか。

 「技術があっていい選手だと思っています。棚橋選手を要注意人物として自由にプレーさせないということをチームで統一して試合に入ったのですが、自由にさせすぎたと思うので、抑えなければならない選手に厳しいアプローチをする姿勢が足りなかったです」

 

――FW藤原悠汰(政経4=広島皆実)がハットトリックを達成しましたがいかがですか。

 「同期として嬉しいです。自分たちが4

 

――終了間際にはチーム全員で闘志を燃やして戦っていたと思いますが、いかがですか。

 「全員が魂のこもったプレーをすれば明治が負けることはありません。後半終盤にかけてすごい団結したかなとは思いますが、それを前半から体現していかないといけないですね」

 

――次戦に向けて意気込みをお願いします。

 「3連覇のためには1試合も落とせない状況です。今日の反省点をまた洗い出して、監督ではなく自ら課題にアプローチして、より成長した姿で次戦を迎えられるように練習します」

 

FW藤原悠汰(政経4=広島皆実)

――ハットトリックを達成されましたが、ご自身の1点目に関してはいかがですか。

 「DF岡庭愁人(FC東京U―18)のクロスボールが良かったです。クロスから得点する形は最近よく練習しています。自分が岡庭を信じて走ることができたことが、良い時間帯での得点につながったのだと思います」

 

――同点弾となった2点目は勢いづくきっかけになりましたか。

 「2点目もFW佐藤恵(文2=実践学園)が突破してくれて、自分の所にボールが来ることを信じてPA(ペナルティエリア)内に入っていました。『ノンルックパスで欲しい』と頼んでいて、そこに自分が入れるか否かがカギでした。結果的に同点にして勢いづく形になったのかなと思います」

 

――逆転弾となった3点目に関してはいかがですか。

 「時間帯的にも相手にダメージの大きい時間でしたし、シュートコースが限られていた中で得点することができたので良かったです。FWとしての自分らしさが出たゴールがどれも勝敗を左右する形で決められたので、自分に自信持ちながらも、もっと得点数を増やしていこうと思います」

 

――周囲を生かして、引っ張っていく意識は4年生になってから高くなりましたか。

 「昨年は一つ上の代にFWが多く、頼れる部分も多かったのですが、今年度は最上級生として示せる者が自分しかいません。その中で口先だけではついてきてもらえないので、結果を出しながら言葉の重みを持たせられるようにしたいです。自分が卒業した来年時も『引っ張ってくれていたな』と後輩に思われるような存在になりたいし、なるべきなので意識しています」