
(32)日本インカレ事後インタビュー④/鈴木憲伸、木村颯太、木村稜
短距離陣は今年度最後の大きな大会となる日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。表彰台へ上った選手もいれば、結果が振るわなかった選手も。特に石川雅也主将(法4=新居浜東)ら4年生は悔しい思いを味わった。ここで得た経験を来年度へ生かすために。下級生たちの挑戦が始まった。
第4回は短距離部門・鈴木憲伸(営3=明大中野八王子)、木村颯太(法2=明星学園)、木村稜(政経2=乙訓)のインタビューです。
鈴木憲
――今日は3本試技があったと思いますが振り返ってみていかがですか。
「1本目はしっかり記録を残しにいくという計画通りに記録を残せたのですが、2本目でファウルをしてしまって3本目でどうしてもベスト8に残らなければいけないというところで記録を決め切れなかったのでまだ助走の調整する力が未熟だったなと思います」
――今回の日本インカレで見つかった課題はありますか。
「課題は先ほどから話に挙がっている助走ですね。どうしても助走がうまくいかないとそもそも跳躍にもつながらないので安定した助走というのが今一つの課題ですね」
――この後は冬のトレーニングシーズンにも入っていきますが力を入れていきたいことはありますか。
「ずっと集合して練習できなくてウエイトトレーニングにも取り組めなかったので、冬でしっかりパワーアップするのとスピードアップも。パワーとスピードとあとは技術。全部底上げしていきたいと思います」
――来年度は4年生と大学ラストイヤーですがどんな選手になりたいですか。
「もちろんいい記録を残して活躍する選手にはなりたいですけれども、それだけではなくて記録を残して、自分の今持っている記録を更新してみんなから応援される選手になりたいです」
――ありがとうございました。
木村颯
――準決勝、決勝のレースプランはありましたか。
「自分の得意なコーナーでリードをなるべく取って逃げ切りたいと思っていました」
――まさに有言実行で、準決勝、決勝ともに20秒台を出されましたが、そのあたりはいかがですか。
「思っていた通りではありますが、自己ベストが出て一安心です」
――昨日木村稜選手が出された明大記録も塗り替えられましたが、そのあたりはいかがですか。
「切磋琢磨(せっさたくま)できていて楽しいです」
――準決勝、決勝の間の時間はどんなことを考えられましたか。
「APEXのことを考えていました」
――決勝の舞台は楽しむことができましたか。
「後は出し切るだけだと思って思い切り走れました」
――今後の意気込みなどお願いします。
「好記録を維持し続けられる強い選手になりたいです」
――ありがとうございました。
木村稜
――惜しくも決勝進出とはなりませんでした。
「純粋に悔しいしかないかなという感じです」
――同期の木村颯選手が明大記録を2度更新しましたが、今日感じた木村颯選手のすごさとかはありましたか。
「ずっと一緒に練習する中で速いなというのはずっと感じていたのでやはり強いなというイメージです」
――連日のレースでしたが、疲れはありましたか。
「疲れはありましたが、そんなに本数はこなしてないのでそこは大きな疲れではなかったなと思っています」
――今日のレースで見つかった収穫と課題はありますか。
「純粋にスピードが足りてないなというところが一番大きいかなと思っています。普段一緒に走ることがない速い選手とたくさん走れたので、そこのスピード感は感じられたのは収穫なのかなと思います」
――今後に向けての意気込みをお願いします。
「今回はこういうふうな結果となったので今後はさらに上の結果を目指していけるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
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