
(31)日本インカレ事後インタビュー③/古賀友太、濱西諒、清水海地
短距離陣は今年度最後の大きな大会となる日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。表彰台へ上った選手もいれば、結果が振るわなかった選手も。特に石川雅也主将(法4=新居浜東)ら4年生は悔しい思いを味わった。ここで得た経験を来年度へ生かすために。下級生たちの挑戦が始まった。
第3回は競歩部門・古賀友太(商4=大牟田)、濱西諒(文3=履正社)、清水海地(理工2=長野日大)のインタビューです。
古賀
――レースで良かった点はありますか。
「良かった点は、最初から積極的にレースを進められて、一回もトップを譲らずにゴールすることができたので、そこが良かったです」
――古賀選手にとって、日本インカレ優勝の価値はどのようなものですか。
「関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)や他の個人選手権と違って、日本一を決める大会ではあるので、その大きな大会の舞台で、優勝できたというのは、すごく達成感だったりうれしさというのは込み上げてきますし、今後長距離ブロックが箱根の予選会だったりとか、駅伝が始まってきますが、それに向けていい流れがつくれたと思うので、その点は良かったかなと思います」
――濱西選手、清水選手のレースはいかがでしたか。
「明大からは3人出たのですが、当初からの目標としては3人全員で入賞するというのが一つありまして、そこは3人全員とはいかなかったので、少し残念なところはあります。今回、清水は入賞できなかったですが、いろいろ感じるところもあると思いますし、そういう悔しさというのが次に生きてくれればいいと思うので、これを無駄にはしてほしくないなというのがまずあります。濱西は3位に入りまして、明大で表彰台を二つ取るという目標が達成できたことはうれしく思いますね」
――今後の目標をお願いします。
「今後はロードの20キロの試合が冬に続いてくるのですが、選考会になってくると思うので、そこでしっかりと結果を残さないとその先はないと思っています。今回は1万メートルの試合でしたけれども、距離が伸びてくるので、それに対応した練習とかを積んでいけたらなと思います」
――ありがとうございました。
濱西
――レースプランはありましたか。
「完全に表彰台狙いだったので、しっかり表彰台のボーダーが見えるところでレースをして、ラストスパートでしっかり刺せればという感じだったのですが、ラストスパートを発揮することができなかったのは今回の反省点ですね」
――古賀選手や清水選手のレース中の印象について教えてください。
「古賀さんは普通にやれば絶対優勝するだろうと思っていたので、やはりさすがだなという一言ですね。清水は、やはり清水自身も悔しい結果になったと思うのでまたこれから、世代は変わっていきますけれどもしっかり清水と2人でこれから明大の競歩を引っ張っていけるように頑張っていきたいなと思います」
――日本インカレの順位を振り返ると、1年次に30位、2年次に7位、そして今年度は3位と着実に伸びていらっしゃいますが、ご自身でも成長は感じられていますか。
「昨年度の日本インカレで7位入賞できたことによって、気持ちの面でかなり楽になったというのが大きくて。そこで20キロも結果を出せて、今年度の日本インカレでも3位入賞できたので、しっかり日本インカレから勢い、流れをつくれたのでそのあたりはかなり自分自身で成長を感じられる日本インカレだったなと思います」
――今後への意気込みをお願いします。
「もうラストの年も近づいてきているので、しっかり後悔がないようにできることは全部やって、一つ一つの大会や記録会を大事に、競技を頑張っていきたいなと思います」
――ありがとうございました。
清水
――今日のレースの振り返りをお願いします。
「5000メートルまで第3集団で8番はまだ視野に入っていたのですが、そこからきつくなってしまってペースを落とさざるを得なくなってしまって集団から離れてしまったのですが、そこからずるずる落ちてしまって結果的には目標までは届かなかったという感じですね」
――古賀選手と濱西選手は表彰台に上がりましたが2人の選手のレースはいかがでしたか。
「力のある先輩たちですし、憧れの先輩ですけれども関東インカレや今までのレースと一緒で先輩たちの活躍に続くことができなかったのが自分としては悔しい気持ちでもあります」
――今後に向けての意気込みをお願いします。
「この後、次のレースまで期間が空くのでまずはこのレースの分析を深いところまでしたいです。鍛錬期に入るので次のレースが何か分からないですけれども次こそは学生でもトップクラスの入賞までつかめるようにやっていきます」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
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