(41)関東大学対抗戦・立大戦 試合後コメント②
連勝となった関東大学対抗戦(以下、対抗戦)。今回は立大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)。
スクラムハーフ飯沼蓮主将(営4=日川)
――青学大戦からどのような準備をして試合に臨みましたか。
「テーマはクオリティーで一つ一つのプレーの精度を高めていこうと思いました。アタックではクイックテンポはそのままで、もう一つのテーマとして、クイックセットもありました。クイックテンポができていてもクイックセットができなければ意味がありません。青学大戦ではスペースがあるのにクイックセットできていなくて攻め切れなかったところがあったのでそういったところを準備してきました」
――試合全体の振り返りをお願いします。
「試合の入りは良くて、青学大戦とは違い先制点が取れました。ただ1トライされてしまったところで青学大戦はディフェンスが良かったですが、今試合はハイプレッシャーをする前のノミネートやクイックセットができていませんでした。思うように上がり切れずに相手にクイックボールを出されてしまったのが反省です。また後半にかけて相手ディフェンスのプレッシャーがあり、特に雨も降って難しいコンディションだったと思いますが、前半よりも点数が取れず流れが良くなかったと思います」
――廣瀬(雄也・商2=東福岡)選手がプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選ばれました。
「廣瀬は良いキックをしてくれました。ペナルティーが取れて、相手も僕たちのクイックスタートを警戒して早くディフェンスをセットしていました。その中で、タッチキックで通常よりも前にタッチに出してくれたので勢いに乗れて攻めやすかったと思います。ただ、少し動きは硬かったと思います。彼はこんなものじゃないと思うので、彼自身も今日のパフォーマンスに満足していないと思いますし、彼はもっと良いプレーヤーなので次はしっかり修正してほしいと思います」
左センター廣瀬
――プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選ばれた感想をお願いします。
「正直選ばれると思っていませんでした。試合でも一番ミスをしていたと思いますし、うまくアタックラインもオーガナイズできずに明治のアタックを展開できなかったです。僕が起点となるミスが多かったと思います。キックを評価してくれたと思いますが、自分がもらってうれしいPOMではなかったです」
――次戦に向けて、意気込みをお願いします。
「1週間空くので、まずこの1週間は立大戦の反省を生かして、直せるところをしっかり直します。明日、早大とのジュニア戦もあるので、早大とのジュニア戦と立大戦の反省をしっかり直して、もっと10番の伊藤耕太郎(商2=国学院栃木)や13番の江藤(良・文4=報徳学園)さんともコミュニケーションを取ってしっかり準備していきたいです」
右センター江藤
――3トライされましたが、振り返っていかがですか。
「2本はごっつぁんトライだったのですが、1本は一昨日から準備してきた形だったので、決まって良かったと思います。福田陸人(法4=国学院栃木)が引っ張ってくれて、そこで良いタイミングでもらえました。そこでブラインドウイングと1対1になって、本当はスワーブを切って抜きたかったのですが、ハンドオフをしてタックルを外せて良かったと思います」
――青学大戦と比較して成長した点はありますか。
「やはり先週は青学大のペースで前半の最初進んでしまって、流れがつかめない時間が長かったですが、今試合は前半の序盤から明治のペースでやれていたことは良かったと思います。ただやはりミスが多かったです。特にBKですが、前回も課題であったボールを外に運んだときのミスであったり、一人一人の軽いプレーのミスが目立ってしまったと思います」
フルバック安田昂平(商1=御所実)
――対抗戦初トライを挙げました。
「センターの廣瀬さんが良い形で僕にボールをつないでくれたので、僕もサポートに入れたのが良かったです。先輩がつないでくれたボールをしっかりトライできたのはうれしかったです」
――BK陣の動きはいかがでしたか。
「立大さんが一人一人の体が強かったのに対して、しっかり明治も体を当てて前で止めていたのでその点ではFW、BKが関係なく全員が良いアタックできたので良かったと思います」
――次戦への意気込みをお願いします。
「自分がチームに勢いを乗らせることができるようなプレーをできたらいいなと思います。1年生だからと消極的になるのではなく、積極的にボールをもらえるようにしたいです」
[ラグビー担当一同]
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