(40)関東大学対抗戦・立大戦 試合後コメント①
連勝となった関東大学対抗戦(以下、対抗戦)。今回は立大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)。
フッカー田森海音(政経4=長崎北陽台)
――セットプレーからトライも見られましたが、セットプレーの出来はいかがでしたか。
「スクラムはレフェリーとの兼ね合いもあって、いつもほどペナルティーはもらえなかったですが、やりたいことはやれたと思います。ラインアウトモールは先週の青学大戦から課題に挙がって、武器とするべきものを武器にできなかったので、1週間で修正しました。試合では2本トライできたので、良い形で結び付いたと思います。ラインアウトの質も良かったと思うので、このままFWとしていければと思います。課題としてはラインアウトディフェンスです。昨年度、片倉(康瑛・令3法卒・現東京サンゴリアス)さんが残してくれたものをもっと引き継いでプレーに出さなければいけないと思います。昨年度と比べて相手ボールのラインアウトでボール奪取できていないです。ラインアウトディフェンスに関してはもっとプレッシャーをかけなければいけないと感じます」
――後半は下級生を中心としたFW陣でした。
「今年度に入ってから、昨年度出ていたメンバーが僕含めて数名です。そういった点で、選手層が一気に下がったので、下級生を中心に4年生に付いていくという姿勢ではなく、全体でトークしながら深めていきたいと思います。ラインアウトなら嶺二郎(山本・法2=京都成章)が引っ張ってくれていますし、茜風(亀井・政経2=長崎北陽台)もこだわりを持ってやってくれているので、下級生だからというのは特になく、みんながしっかりやっていると思います」
左フランカー木戸大士郎(文1=常翔学園)
――対抗戦初スタメンでした。個人として意識したことはありますか。
「セットプレーは自分の大事なところでFWの仕事でもあるので、そこの質は上げていきたいなというのは自分の中でありました。(初スタメンでしたが)思ったよりは緊張はしなかったです」
――セットプレー全体を振り返ってみていかがですか。
「ラインアウトはアタックは良かったですが、自分の中ではラインアウトのディフェンスのところでミスをしました。チームで練習してきたところができなかったので、次に修正できるように頑張っていきたいです。またモールは良かったと思います。まだまだ修正する点はありますが、取り切れた点は良かったです。(初トライも挙げました)他のFWのおかげですが、うれしいです」
ナンバーエイト福田陸人(法4=国学院栃木)
――自身のプレーについて振り返りをお願いします。
「今試合は反省すべき試合だと思っていて、毎回ゲインできているわけではないですし、ゴール前でのミスで自身もこぼしてしまった部分がありました。雨で滑るシーンもありましたが反省すべきところです」
――江藤良(文4=報徳学園)選手のトライをアシストする場面がありました。
「自分が開いてもらってから、良(江藤)くんが良い形で入ってきてくれて、僕はそこに放るだけだったので、良くんが良かったです。試合に向けて、タイミングやどのように自分が開いて受けるのかを考えて、話して準備してきたことが出せました」
――昨年度のフランカーからナンバーエイトにポジションが変わって変化したことはありますか。
「フィールドならどこの位置に入るかは決まっているわけではないので、特に変化はないです。ただ、ゴール前でのスクラムの押し込んだところのボールコントロールが難しいと感じています」
[ラグビー担当一同]
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