
(25)日本インカレ直前インタビュー③/村松璃久、木村颯太、木村稜
トラックシーズンの集大成・日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。短距離陣にとって今年度最後の大きな大会となるだけにかける思いは大きい。競歩陣も今後控えるロードに向けて、気合は十分だ。おのおのの強い思いが交錯する日本インカレに向け、今回は出場選手たちに事前インタビューを行った。
(このインタビューは9月8日~10日に電話で行われたものです)
第3回は短距離部門・村松璃久(政経4=明大明治)、木村颯太(法2=明星学園)、木村稜(政経2=乙訓)のインタビューです。
村松
ーー全日本インカレに向けて意気込みをお願いします。
「最終学年なので悔いの残らないように全力を出し尽くして頑張ります」
ーー合宿を通してここまでの仕上がりはいかがですか。
「同じ4継のメンバーと毎日状態を確認しながらやってきたので、いい流れで試合に臨めるのではないかと思います」
ーー例年と比べるとどのような感じでしょうか。
「例年と比べると場所であったりとか合宿ができなかったりとかできない部分はあったのですが、各自で裏取りながらやったので合わせるところは合わせてできているのではないかなと思います」
ーー最終学年として、後輩に見せたい姿や思いはありますか。
「日本選手権リレーが中止になってしまったのでこれが最後の全国レベルの大会になるかなと思う中で僕自身としては元々スポーツ推薦で入った選手ではないので、その選手でもここまで両リレーに欠かせない戦力として成長できたのでそういうところは後輩にも望んでもらいたいなと思います」
ーー最後に日本インカレに向けての抱負をお願いします。
「最後の集大成4年生の意地を見せつけたいと思います」
ーーありがとうございました。
木村颯
ーー現在のコンディションについて教えていただけますか。
「ケガとかは関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)からずっと引きずってはいたのですが、今は大きいケガとかはなく、調子もだんだん上がってきて、大会に向けていい感じに調整できていますね」
ーー大学での目標は日本インカレ優勝、とおっしゃっていたと思いますが、目標までの距離は昨年度と比べて近くなったりしましたか。
「昨年度と比べてスピードが上がってきている感覚はあるので、タイムだけで見たら今年度はいいタイムが出るとは思います」
ーー200メートルは同じ組に鈴木選手(城西大)が一緒に走られるということですが、その辺りはいかがですか。
「すごく実力のある人なので、無理に予選から勝負を挑まずに、順当に順位、組で2番と全体でタイムが早い8人が準決勝に行けるのですが、その着順では鈴木さんの次をしっかり狙って走れればいいかなと思います」
ーー4継だったり短距離チーム全体の雰囲気は今はどんな感じですか。
「変に緊張感があり過ぎるわけでもなく、いつも通り日本インカレに向けていい雰囲気で臨んでいけていると思います」
ーーありがとうございました。
木村稜
ーー夏はどんな練習をされましたか。
「春先からのケガの影響で走り込みができていなかったので走り込むということから始めて、今は少しずつ技術系の練習も入れている感じですね」
ーー短距離部門の先輩についてはいかがでしょうか。
「雰囲気がとてもいい学年という風に僕は思っていて、すごく一緒にいて楽しい人たちばかりなのでやはり寂しい気持ちは大きいのですが、後はリレーもあるのでできるだけ自分の力を出せるようにと思います」
ーー同期の木村颯選手はどんな選手ですか。
「練習中は同じパートなのでよく喋るのですが、自分が調子を上げる中でいろいろアドバイスとかもらっているので、とてもチームメートとして頼りになる選手、ライバル敵視というよりはすごくいいチームメートという感じです」
ーーコンディションの方はいかがでしょうか。
「まだあまり自分の納得のいくような形にはなっていないのですが、少しずつ試合に向けて調整はしています」
ーー不安な点はございますか。
「今年度はケガが春先から続いてしまい、その影響で関東インカレなども出られなかったので、そこを引きずってしまっていて、やっと走れるようになってきて何とか間に合わせようとしている感じです。ケガは完治していますが影響は大きかったですね」
ーーありがとうございました。
[競走部担当一同]
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