
(39)関東大学対抗戦・青学大戦 試合後コメント②
ついに開幕した関東大学対抗戦。今回は初戦の青学大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)。
スクラムハーフ飯沼蓮主将(営4=日川)
――前半の入りはいかがでしたか。
「入りは悪くなかったです。初戦なので青学さんもしっかり圧力をかけてくるだろうし、入りは毎年難しいということを選手で話していました。絶対最初は苦しいし、攻めあぐねるかもしれませんが、パニックしないように意識しました。ただ最初はよかったですが、途中いい形で攻めていて相手にケガ人が出て試合がストップして、そこから少し流れが悪くなりました。やりたいことはできましたが、最後の結末の部分でやはり少し焦って取り急いだというミスがありました。青学さんが良かったです」
――退場者が出てから意識したことはありますか。
「明治は春から相手よりも早く立って相手より走るという細かい当たり前のことをやってきたので、1人いなくても1人が2人分走ればいいし、別に焦ることはないのでそのままやろうと言いました」
――次戦に向けて意気込みをお願いします。
「また今回の試合で課題も見つかりましたし、明治はまだまだやることがあるし伸びしろもあるので次のフォーカスに向けてしっかり1週間取り組んで新しい武器を得られるようにしたいです。そしてまたそれを試合で試して、自信を持って次の試合に臨めるようにしたいです」
左ウイング秋濱悠太(商1=桐蔭学園)
――個人的なテーマはありましたか。
「チームとしては明治スタイルというテーマがあって、少し前に慶応との練習試合を行った時に、BKの外のブレークダウンのところのミスが課題として挙がったので、自分はウイングでボールを持つ機会があったので、一つはボールを次のアタックにリサイクルするというのをテーマにおきました」
――初めての対抗戦で出場でした。
「緊張はそこまでなかったですが、前半は思うようにチームとしてアタックできなくて少し焦りはありました。ただ全員でやることを共有できたので、個人としてもボールキャリーすることだったり、外に投げるとこだったり、そういったところはできていたので初戦にしては良かったと思います」
左センター廣瀬雄也(商2=東福岡)
――キックの調子はいかがですか。
「全体的にいい感触で蹴れていましたし、タッチキックもいい感じに切れて外に出せました。プレースキックは一つ外してしまったのですが、だいたい奥か真ん中だったので、端っこでもスタジアムでやるときに冷静に蹴れるように練習していこうと思います」
――ハーフタイムではどういった話をしましたか。
「BKは相手のディフェンスをかわしてワンブイワンで仕掛けられなかったところは修正しようと話していました。ボールを回すだけになっていたので、もっと一人一人が仕掛けて、相手に脅威を与えたら、より外側にスペースが生まれるのではないかと話し合いました」
右センター江藤良(文4=報徳学園)
――試合の振り返りをお願いします。
「試合のテーマは明治スタイルというテーマで、自分たちがやってきたラグビーを見せつけるということでやっていました。前半は最初の30分は相手のペースに合わせてしまって、自分たちのペースに乗り切れませんでした。ラスト10分から自分たちのやりたかったクイックテンポで明治のスタイルができたと思います。後半は、前半にあまり良くなかった点を修正して、ボールを動かして自分たちのラグビーをするというクイックテンポを意識してやれていたので良かったです」
――BKとしての収穫と課題を教えてください。
「ワンブイワンのところで一人一人が勝負できて良かったです。僕たちの課題は相手に対して対応し切れていないところがありました。ディフェンスを上げてくるチーム、相手が上げてこないときにどのように対応するかという、対応力を上げられれば成長できるかなと思います」
――フランカーでスクラムを組む場面もありました。
「予想外のことだったのですが、初めての体験で楽しかったです(笑)」
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