(38)関東大学対抗戦・青学大戦 試合後コメント①

2021.09.13

 ついに開幕した関東大学対抗戦。今回は初戦の青学大戦後のインタビューをお送りします(この取材は試合後に電話で行いました)。


左プロップ山本耕生(商4=桐蔭学園)

――チームの雰囲気はいかがでしたか。

 「初戦は毎年難しくて、みんな硬くなっていました。今年度は特に若い選手が多いので、あまりうまくいかない部分もありましたが、相手にトライをさせないで勝てたので、次につなげたいと思います」

 

――次戦に向けて意気込みをお願いします。

 「立教は桐蔭の3番の麻生典宏くんが僕の高校時代の同期でもあるので、そういった意味でも楽しみですし、今回の出た課題を突き詰めてやっていくだけだと思います」

 

右ロック武内慎(商3=石見智翠館)

――プレーヤーオブザマッチに選ばれていかがですか。

 「自分はどちらかと言えばと目立つタイプの選手ではないと思っています。派手にランニングを披露するよりは、ブレークダウンや堅実なボールキャリーをするという小さなことをコツコツ積み重ねる選手で、あまりプレーヤーオブザマッチや賞のようなものには縁がないと思っていました。だから、今日選ばれて率直にうれしいです(笑)」

 

――トライシーンの振り返りをお願いします。

 「前半は練習してきたところ、ゴール前のアタックはチームで練習に取り組んでいて、あそこのタイミングで蓮(飯沼主将・営4=日川)さんがしっかり仕掛けてくれました。スペースが大きく空いていたわけではないですが、思い切って強くキャリーすることにフォーカスして練習でやってきたことが出せました。後半は、明治大学としてFWを強みにしている中で、相手がどんどん内側にディフェンスが寄ってきたので、離れたところにスペースがあり、BKの選手が対面でした。そこでボールをもらえて1対1で勝ててトライできました」

 

右フランカー小澤翔(情コミ4=桐蔭学園)

――対抗戦初スタメンに選ばれた時の心境を教えてください。

 「4年目で初めてだったのでこのチャンスは逃せないという気持ちでした。この試合でいいパフォーマンスして次につなげられればと思いました。(意識したことは)チームとしてはいろいろありますが、自分の中では4年生としてポジション的にも体を張るポジションなので流れを読みながらチームに勢いをつけるプレーができればと思いました」

 

――前半最初トライを取り切れなかった場面が目立ちました。

 「モールの部分で2、3本こだわっていたことがありました。モールの練習をそこまでしてきていませんが、明治はFWが強いと見られるのでもっと中でコミュニケーションを取って1回失敗したとしても、そこで修正してできればと思いました」

 

ナンバーエイト福田陸人(法4=国学院栃木)

――個人のプレーはいかがでしたか。

 「個人ではキャリーの部分では良かったですが、クイックセットのところで、まだ歩いてセットしてしまっていました。もう少しアタックする機会を増やすためにも、やはりクイックセットを、1人欠けていたので、その分みんなで動かないと感じました。プレー以外では、初めて紫紺を着るメンバーもいたので、僕が声を掛けていけたらなという気持ちでいました」

 

――悪い流れをどのように修正しようとしましたか。

 「僕らの強みであるボールキャリーであったり、ワンブイワンをもう一度全員意識して、僕らが今までやってきたクイックセットやクイックテンポでアタックできればと話していました」