(29)ルーキー紹介2021 2年生編 Vol. 7

2021.08.14

 全国屈指の実力で大学サッカー界をけん引する明大サッカー部。今年度も期待の新人選手たちが八幡山の門をたたきました。激戦必至の後期リーグ戦で王座を戴冠するため、若き紫紺の勇者たちの躍動は必要不可欠。そんなルーキーたちにいくつかの質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください!

 

第8回から14回では昨年度紹介できなかった現2年生を紹介!

第12回はDFの2人の紹介です。

 

1、ポジション

2、呼ばれ方

3、サッカーを始めたきっかけ

4、明大を選んだ理由

5、自分の持ち味

6、練習で意識して取り組んでいること

7、目標の選手

8、サッカーをやっていて良かったこと

9、趣味

10、目標

 

[DF村上陽介(法2=大宮アルディージャU―18)]

1、DF

2、陽介

3、本格的に始めたのは小学校で、クラブチームの体験に行った時にコーチが声を掛けてくれたから

4、サッカーの面だけでなく人間形成の場として、人としても成長できるのがすごくいいなと思ったのと、幼稚園が八幡山で、小学校も近くに合ったため明大が練習している近くで育ってきたので、ここでやりたいなと思ったから

5、ヘディングや対人の強さ

6、明大は対人の練習が多く、自分の中でいつも一つギアをあげて練習に取り組んでいます

7、身近に感じていたのは佐藤瑶大選手(令3情コミ卒・現ガンバ大阪)

8、試合で勝った時

9、最近はあまり時間を取れていませんが、日本史が好きでした。最近はAmazon Primeでいろいろ見ています

10、試合に出て結果に残すことが、自分のステップアップや次のステージにつながってくると思うので、まずはサッカーを大事にしつつ、明大が大事にしている人間性の部分でも成長して最終的に明大に欠かせない存在になっていきたいと思います

 

[DF阿部稜汰(政経2=日章学園)]

1、DF

2、あべりょう

3、保育園の時に仲の良かった友達がサッカーをやっていて、その子の影響で始めました。本格的には小学生の頃から始めました

4、人間力を身に付けるため。また関東1位だったり、レベルの高いチームだと思ったのでそういったレベルの高い環境でやりたいと思ったから

5、スピードや運動量であったりサイドを駆け上がる回数やドリブル突破、1対1の守備

6、入部してから栗田監督に言われているのが表現力というところで、闘争心というものが自分には足りないと思うので、そこは意識してやっていくようにしています

7、長友佑都選手(平21政経卒)や室屋成選手(平29政経卒・現ハノーファー96)。栗田監督からも比べられるので目標にしないといけないなと思います

8、試合で勝った時

9、Netflix。最近はみんなが言っていた韓国ドラマを見ました

10、1番は結果を出してプロに行くことが目標。先輩方が5冠を取ったりしていて、自分はまだ日本一を取ったことがないのでチームとして、また自分の代で日本一を取ることが目標

 

 今回は選手たちの関係を知るために対談を行いました。

 

――1年間明大で練習してきて感じた良さを教えてください。

村上:昨年度は4年生が12人もプロに行って、相当レベルの高い環境で練習させてもらえたことが良かったと思います。今後もぶれずにしっかりやっていきたいです。

阿部:チーム全員のベクトルがそろいやすいのがいいなと思いました。高校生の頃は人数が多くて下のカテゴリーになるとやる気がない人もいましたが、明大は少数精鋭であることもあって全員が全力です。負けた試合の後は全員で気を引き締めて次の試合の勝ちに向かってベクトルがそろうのでそこがいいなと思います。

 

――高校生の時から変わったことはありますか。

阿部:筋トレなどの体のケアをする時間が増えました。寮からトレーニングルームが近くて、体のケアをしやすい環境なので、高校の時とは全然違うなと思います。

村上:自分は高校の時から結構いい寮に住まわせてもらっていたので、ご飯を食べてすぐ筋トレができる環境でした。ただ高校生の時は結構びっちり学校があって自分の時間をなかなか作れなかったんですけど、今はオンラインというのもあって自分の時間が結構あります。練習が終わって少し疲れたら寝たり、筋トレも自分の好きなタイミングでできるので、自分で時間をコーディネートできるというのが違うなと思います。

 

――卒業後に行きたいチームを教えてください。

村上:自分はやっぱり大宮アルディージャから来たので、意識しているチームです。

阿部:自分は湘南ベルマーレに行きたいです。サッカースタイルが自分のプレースタイルに合っていると感じるので、そういうところでプレーしたいと思います。

 

――お互いの第一印象はいかがでしたか。

阿部:代表に入っているというのは知っていました。いかつい顔で、最初はオーラがあって話しかけられなかったんですけど、全然ポンコツでした(笑)。

村上:そんな感じであまり話しかけてこなかったので、「あれ?」と思っていました(笑)。結構グイグイキャラなのかなと思ったらあまり話さないなと思っていました。

 

――お互いのいいところをお願いします。

村上:プレーはサイドで何回もできるアップダウンできるのでそこが本当にいいところだなと思っています。私生活では、オンとオフの切り替えがしっかりしている印象です。寮生活の中で下級生としての仕事があるんですけど、そういう時はしっかりやってくれて、それ以外のところではふざけたりしているので、いいと思いますね。

阿部:プレーはヘディングで、セットプレーになった時は点を取る可能性が高いのでそこが武器だと思います。私生活では荷物係のまとめ役みたいな係ですけど、しっかりやってくれているなと思います。

 

取材に真摯(しんし)に答えてくださったお2人。お互いのことをよく見ているのだなという印象を受けました。今後の活躍にも期待です!

 

[萩原亜依]

 

◆村上陽介(むらかみ・ようすけ)法2、大宮アルディージャU―18、184センチ・78キロ

◆阿部稜汰(あべ・りょうた)政経2、日章学園、172センチ・66キロ