(26)ルーキー紹介2021 2年生編 Vol. 4

2021.08.11

 全国屈指の実力で大学サッカー界をけん引する明大サッカー部。今年度も期待の新人選手たちが八幡山の門をたたきました。激戦必至の後期リーグ戦で王座を戴冠するため、若き紫紺の勇者たちの躍動は必要不可欠。そんなルーキーたちにいくつかの質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください!

 

第8回から14回では昨年度紹介できなかった現2年生を紹介!

第11回はGKの2人の紹介です。

 

1、ポジション

2、呼ばれ方

3、サッカーを始めたきっかけ

4、明大を選んだ理由

5、自分の持ち味

6、練習で意識して取り組んでいること

7、目標にしている人

8、サッカーをやっていて良かったこと

9、趣味

10、目標

 

[GK久保賢也(商2=大宮アルディージャU―18)]

 

1、GK

2、くぼけん 

3、7歳上の兄がサッカーをしていて、その影響を受けて年中の頃に始めた 

4、一番の理由は明大から数多くのプロが輩出されているというところ。自分もプロになりたいという夢があるので、明大はそこに一番近づける組織だと思うし、結果が出ているので、そういった組織に身を置いて試合に出ることができれば自然と注目も浴びることができると思うから

5、シュートストップの反応

6、シュートが多いレーニンングでは失点しないこと。それが自分の評価にもつながると思うので、トレーニングから失点しないことは心がけています

7、ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)。ダイナミックな、チームを救うセーブに惹かれる 

8、サッカーと私生活というメリハリがあるので、何かをする時に集中力というか、メリハリがあるのはサッカーやっていたからこそ身に付いたことだと思います。また、小さい頃からサッカーをしていて、自分は小学4年生の時にアルディージャに入って、集団生活のさまざまなルールの中で生活してきて、サッカーをやっていない人と比べると、周りと協力してやるという作業は多かったと思うので、そこの部分は自分にプラスになっていると思います

9、最近は全然やっていないが、高校の時はオフにボウリングとかを結構やっていた

10、まずは明大に来たのでサッカーを全力でやることと、勉強もしっかり全力でやって、どちらの面でも、仮に自分がプロになるにしてもならないにしても一人の人間として立派に育つことがここに来た目的です。4年間を通してサッカーでは試合に出て活躍し明大の看板を背負って戦うということと、勉強面ではしっかり学んでセカンドキャリアやプロになれなかった時に社会で通用できる力をつけたいなと思います

 

[GK佐藤文太(商2=仙台育英)]

 

1、GK 

2、ぶんた

3、小学校3年の時に友達に誘われて学校のチームに入って始めた 

4、練習参加をした時に、サッカーが本気でできるという環境だったのと、ピッチ外でも先輩たちの姿を見て、自分も先輩たちみたいになりたいって思ったのが一つで、もう一つが、学業と部活の両立ができるというところ

5、シュートストップやダイナミックなプレー、広い守備範囲

6、今の自分の課題でもあるのですが、自分の持ち味である広い守備範囲を生かすために一つ一つ次のプレーを予測してやるようにしています

7、東口順昭(ガンバ大阪)、野澤洋輔

8、一つは普段普通に生活していると、価値観の近いコミュニティと接することが多いですが、サッカーを通してさまざまな人と出会って、自分は高校の時に地元の新潟を離れて仙台に行って、そこにはさまざまな出身の選手がいて、その中でさまざまな考えや価値観を持っている仲間と出会えたこと。もう一つはサッカーをやっていたからこそ明大に入れて、普通に生活していたら身に付かなかったり気付くことができなかった人間性を学ぶことができること

9、趣味というほどではないが、オフの日は映画を見にいったり、近場のカフェで本を読んだりするのが好き

10、社会で通用する人間性とコミュニケーション能力をつけるということと、サッカーの部分では公式戦で試合に出て優勝に導けるような選手になりたい

 

 今回は選手たちの関係を知るために対談を行いました。

 

――お互いの第一印象はいかがでしたか。

久保:第一印象は真面目です。 

佐藤:初めて会ったのはセレクションだったのですが、その時はとても頼もしい存在かなと思いました。最初は。 

 

――今の印象はどうですか。

久保:佐藤は結構真面目にいろいろなことに自分から取り組んで、積極的な部分とか意識が高いところはあるのですが、たまに抜けているのでそこが改善できればなと思います(笑) 。

佐藤:自分も久保は第一印象から真面目というのは変わらなくて、全てに全力で取り組んでいるのですが、抜けているというか同じになっちゃいますがポンコツな部分があります。真面目だけどちょっと抜けている、ポンコツという言葉がすごく似合います(笑) 。

 

――私生活で直してほしいところはありますか。

久保:直してほしいというか、めちゃくちゃ牛乳を飲むので牛乳飲み過ぎかなと思います(笑)。牛乳が何本かストックされているのですが、開いているやつじゃなくて新しいやつを出して飲んでいるイメージがあるので、入っているやつから飲んでほしいなと思います。 

佐藤:今は寮が違うので、久保はそこまで目立たないのであまりないのですが、寝坊しがちですかね。今日も寝坊していましたし、今シーズン寝坊しがちです(笑)。大きなすっぽかしはないのですが、ちょくちょく寝坊とか小さいやらかしを重ねている、そういうところがポンコツです(笑) 。

 

――お互いのプレーから盗みたいところはありますか。

久保:佐藤は、今日の練習もそうなのですがハイボールの守備範囲だったり、自分にはないものを持ってるのでそこを盗みたいなと思っているのと、あとは面の作り方とか、一対一とかでそういうのがすごくうまいなと思うので、そこは盗んでいきたいです。 

佐藤:自分は正確なプレーというか、細かいポジションの取り直しだったりキャッチングだったり、細かい部分が久保の能力の高いところだと思っているので、そこを盗みたいと思っています 。

 

――お互いに負けたくないところは何ですか。

久保:失点数です。 

佐藤:そうなるとみんなそうじゃん(笑)。

久保:確かに。でも自分はキーパーを始めた時からシュートストップが武器だと思っているので、失点しないというところは負けたくないです。

佐藤:久保とプレースタイルは似ているのですが、型が違うというか、少し違うので、失点数のところは久保がこだわっている分自分も負けたくないです。 

 

真面目な一面も仲良しな一面も見せてくれたお2人。今後の活躍に期待です!

 

[萩原亜依]

 

◆久保賢也(くぼ・けんや)商2、大宮アルディージャU―18、182センチ・73キロ

◆佐藤文太(さとう・ぶんた)商2、仙台育英、186センチ・80キロ