(16) 関東大学1部リーグ戦 第12節立正大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「後期の初戦という大事なゲームで、全員気合が入っていましたが、前半の立ち上がりは相手の勢いもあり、あまりうまくいきませんでした。後半は気持ちも乗っていて、最終的に同点に追い付けたので次につながるゲームができたのではないかと思います」
――前半、両チームともチャンスが作れませんでしたが、明大としては攻撃と守備のどちらを重視していましたか。
「攻撃のコンセプトも守備のコンセプトもはっきりしていましたが、なんとなくやっていたようでそれがつながらず、アグレッシブなサッカーになっていなかったという印象です。実際そこまでピンチは多くなかったですが、失点シーンでは1本のクロスでやられているところが問題かもしれないです」
――途中出場のDF内田陽介(政経1=青森山田)はロングスローを含めていかがでしたか。
「ロングスローもそうですし、クロスなども非常に良かったと思います」
――暑い中の試合が続きますが不安はありますか。
「一戦一戦とにかく実直に頑張って、リーグ優勝が取れるようにブレずにやっていきたいと思います」
DF石井優輝主将(政経4=昌平)
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「後半は自分たちらしいサッカーができましたが、それを前半の立ち上がりから表現していかないと、こういったゲームになってしまうと思います。また、先に失点したからこのような試合展開になったと思うので、悪くはなかったけれども、結局引き分けで終わってしまったというような試合でした」
――久々の実戦復帰についていかがでしたか。
「シンプルにすごく楽しかったです。しかし、チームを勝たせられず引き分けているので、チームのリーダーである自分の責任だと思っています。チームとしても個人としてもさらに積み重ねていかないといけないこともありますし、その積み重ねたものを試合でどのように表現していくか、表現し続けるかというところをもっと追求できればなと思います」
――失点シーンを振り返っていかがでしたか。
「前半終了間際に失点することは絶対に駄目だと思っていたところでの失点でした。チーム全体としては、ピンチらしいピンチは失点シーン以外、正直無かったと思っています。すごくもったいないことをしましたし、チームにも申し訳ないという気持ちがあります」
――MF稲見哲行(文4=矢板中央)がプロ入り内定しましたが、ご自身の進路に関してはいかがですか。
「もちろんプロとして今後もプレーしていきたいという思いはありますが、そこを見据えるのではなく、チームの勝利を優先して自分は戦っていきたいと思っています。チームの主将である以上、目標はプロではないと思うので、ひたすらチームの勝利のために戦っていきたいと思っています」
――次節への意気込みをお願いします。
「間違いなくチームはいい方向に向かっていると思いますし、本来の明大に戻りつつあるという手応えを少し感じています。ここで止まるのではなく、もっと高みを目指して、日頃のトレーニングに取り組み、3連覇に向けて戦っていきたいと思います」
FW藤原悠汰(政経4=広島皆実)
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「後期の初戦ということで、気持ち自体はすごく入っていて、チーム一丸となって勝とうという雰囲気はありました。しかし、うまくいっているようでいっていないゲーム展開になり、結局失点するなど甘さが出た前半だったなと思います。後半は修正して、ボールを動かしながらアグレッシブに行くということが表現できたので、それをもっと早い段階からしていかないと強い明大、勝っていく明大を見せていくのは難しいと思います」
――得点王も視野に入ってきていますがいかがですか。
「上位の選手と1、2点差なのでそこを狙って追い越せればと思っています。チームの中でも自分が得点を取り、チームを引っ張っていくことは2年生ツートップと言われている中で意識しています。結局、明大は4年生だと言ってもらえるシーズンにするためにも、自分がそういうところを狙っていくことがチームにとってもいい結果につながると思うので、狙っていきたいと思います」
――大学生活も残り半年ですが、ご自身の進路に関してはいかがですか。
「FWとして結果を残すことが一番なので、あまりプロへの意識というか、どのチームから見て欲しいという意識はないです。自分が点を取ってチームを勝たせていく中でそれを良いと思ってもらえるチームがあればと思っているので、プロに行くために点を取るのではなく、チームを勝たせるための得点というところから逆算して最終的にプロに行き着けば良いと思っています」
――最後に後期の意気込みをお願いします。
「今日のように負けそうな試合でも引き分けに持ち込むことができたことは、いいことだと思いますが、次負けてしまったらこの引き分けはいいものではなくなると思うので、これをきっかけに、10連勝を目指してやっていきたいと思います」
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