
(14)後期リーグ戦開幕直前 MF木村インタビュー
3連覇へ、混戦の関東を突き進む。8月1日より開幕する第95回関東大学1部後期リーグ戦。前期最終節となった第11節終了時点で明大は暫定1位と、栄冠へ向け順調な滑り出しとなった。それでも勝ち点6差で6チームが首位の座をうかがうなど、過去に例を見ないほどの大接戦となっている。混戦を抜け出し、王者の意地を見せるため、絶対に負けられない戦いが幕を開ける。
今回は中盤で攻守の両面に存在感を示すMF木村卓斗(政経3=横浜F・マリノスユース)のインタビューをお届けします。
(この取材は7月24日にオンラインで行われたものです)
――前期を振り返っていかがですか。
「チームとしては、序盤に連勝し1位になることができましたが、第7節で駒大に負けてから勝てなくなってしまい、自分たちのやるべきサッカーができていなかったと思います。選手みんなが同じベクトルを向いてプレーできていたかというと、開幕戦の流経大戦に比べたら少しずれていました。時間はあまりないですが、後期に向けてチーム全員でそろえていきたいと思います。そろって戦うことができれば明大は強いので、しっかりとベクトルをそろえていきたいです」
――今はどんなことを意識して練習していますか。
「半年過ぎたら最上級生になるので、3年生の選手がいかに主体性をもって引っ張っていけるかが重要になってくると思うので、そこを意識しています。3年生が後期リーグは頑張っていきたいと思います」
――後期リーグ戦に向けて不安はありますか。
「暑さ以外だと、怪我をしている選手がいて、90分間戦えない選手も多いので、総力戦になると思います。誰がいつ出てもいいように、みんなが同じベクトルを向いて戦うようにしなければいけないと思うので、学年関係なく、全員が戦術を理解することが必要だと思います」
――来季プロ入りが内定しているMF稲見哲行(文4=矢板中央)の隣でプレーしている中で意識していることはありますか。
「昨年度から一緒に試合に出る機会があって、お互いにスタメンとして出るか出ないかがあって、プレースタイルが似ていると思います。自分は稲見さんに負けたくないという気持ちはあり、自分の一つの目標として、試合中は稲見さんよりボールを奪ってチャンスを作ろうという気持ちがあります」
――後期リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。
「後期に向けては、「アミノバイタル®」カップで負けて総理大臣杯に行けなかったので、チームとして100周年の今年はリーグ戦3連覇、そして全日本大学選手権を絶対取るという目標があるので、自分は最大限に力を発揮し、チームの優勝に貢献したいです。自分の進路にとっても大事な半年になるので、4年生と少しでも長くサッカーをして、タイトルをとって、自分の目標に少しでも近づける後期にしたいと思います」
――ありがとうございました。
[須藤聖広]
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