
(28)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 安田昂平「走ってトライを取るということが自分のスタンス」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第18回は安田昂平(商1=御所実)のインタビューをお送りします。(この取材は5月18日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「日本一に一番近づけるチームだと思ったので入部しました。御所実からの入部は久しぶりとのことですが、不安もありませんでした」
――今年の花園はいかがでしたか。
「初戦からタイトな日程が続いていました。しかし、そういうときにいかにゲームを組み立てていくかということを考えられるようになったという点で、成長できたと思います」
――プレー面でのこだわりを教えてください。
「自分は走ることが得意です。そして、自分のポジションもやはり走ることが仕事でもあります。ですので、走ってトライを取るということが自分のスタンスです」
――高校ラグビーとの違いは感じますか。
「皆さん体が大きいです。高校の時にはあまり体の大きさは気にならなかったのですが、自分も体を大きくしていかなければと思いました」
――同期の雰囲気はいかがですか。
「とても仲が良いです。1年生は朝早くからいろいろな準備をしなければなりません。なので、みんなで朝起こし合ったり、準備を一緒に頑張ったりしています」
――尊敬する方を教えてください。
「御所実の監督と両親です。監督は、オンとオフの切り替えがうまく、さまざまなところに気を配ることができる方です。また、僕自身も成長させていただいたので、人間として考え方も含め、とても尊敬しています」
――今後の目標を教えてください。
「まずはAチームで出場し、日本一になれるように頑張りたいです」
――ありがとうございました。
[堀之内萌乃]
◆安田 昂平(やすだ・こうへい)商1、御所実高、181センチ・85キロ
遅刻などをしてしまい、同期の1年生がちらほら坊主になっていているそう。「自分もならないように気をつけたいです(笑)」
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