
(27)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 福田大晟「慢心せずにもっと頑張っていく」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第17回は福田大晟(商1=中部大春日丘)のインタビューをお送りします。(この取材は5月11日に行われたものです)
――高校時代のラグビーで学んだことはありますか。
「当事者意識ということを学びました。人が言われていることに対しても自分に置き換えて捉えるということを学ばせていただきました」
――高校時代の印象的な試合を教えてください。
「100回大会の花園の大分東明高戦です。初のベスト8に行くことができたので印象に残っています」
――明大に進学した理由を教えてください。
「昔から明治のラグビーを見ていて、プレースタイルが好きでした。自分も明治に入って紫紺のジャージーを着たいと思い進学を決めました」
――得意なプレーを教えてください。
「自分は背が低いのでタックルとジャッカルが自分の得意なプレーです」
――寮生活はいかがですか。
「入寮日はとても緊張していました。けれども今は先輩といい意味で上下関係もなく、とても充実した毎日を過ごせています」
――春季大会の日大戦、流経大戦では先発出場でした。
「日大戦で初めて紫紺を着て試合をしました。最初は緊張してうまくプレーができませんでしたが、先輩が声を掛けてくれてリラックスしてプレーすることができたと思います。流経大戦は2回目ということで日大戦よりは緊張はありませんでした。けれども1年生が紫紺を着るということでプレッシャーがあって、思い切ったプレーができなかったと思います」
――試合を通じて見つけた課題はありましたか。
「僕は他の大学生と比べて体が小さいので、そこをカバーできるように運動量と自分の強みであるジャッカルやタックルをもっと伸ばしていきたいです。」
――実際に紫紺を着てみていかがでしたか。
「昔から明治で紫紺を着てプレーをしたいという思いがあったのでうれしかったです。1年生から試合に出させていただくのはとても光栄だと思っています。ここで慢心せずにもっと頑張っていきたいと思いました」
――日々の練習で意識していることを教えてください。
「体が小さいので他の人より何倍も動くということは特に意識しています」
――4年間の目標を教えてください。
「まず試合に出て紫紺を着て、大学日本一になれるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[宇野萌香、廣末直希]
◆福田 大晟(ふくだ・たいせい)商1、中部大春日丘高、173センチ・95キロ
オンライン授業が多く、高校時代と変わった感じはしないが「勉強は難しいです(笑)」。商学部の同期や先輩と協力して課題をやっているそう
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