
(24)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 登根大斗「先輩から少しでも多く吸収する」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第16回は登根大斗(法1=御所実)のインタビューをお送りします。(この取材は5月11日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「小さい頃に明早戦を見て、FWの〝前へ〟いくプレーにひかれ明大に行きたいと思いました」
――高校3年間で学んだことを教えてください。
「御所実の監督の竹田先生から、『ラグビー以外の私生活でもうまくいかないときこそ、表情や言葉遣いに気を付けて自分自身が成長できるかどうかが将来につながる』ということを3年間ずっと教わってきました。ですので、一番印象に残っています」
――プレー面でのアピールポイントはありますか。
「スクラムハーフとしてパスでテンポに緩急を出すことが得意なので、FWをコントロールしてどんどん前に出させるプレーを持ち味にしていきたいです」
――反対に課題はありますか。
「高校と大学ではスピードや体格が違うので、ディフェンスの立ち位置や当たり負けしない体づくりにこれから積極的に取り組んでいこうと思います」
――BKの印象を教えてください。
「高校時代の有名な選手も多く、全てにおいてレベルが高いと思います。今年のテーマであるクイックテンポに合っていて、BKに振ってもどこからでも点が取れる印象があります」
――同期の雰囲気はいかがですか。
「いろいろな高校のキャプテン、副キャプテンなどのリーダー陣が多く来ているのでとてもまとまりがあり、みんなで仲良く過ごしています。特に金昂平(政経1=大阪朝鮮)とよく一緒にいます。英語が得意な行松真(営1=甲南)には分からないところを教えてもらったりもしています」
――将来の夢を教えてください。
「まずは大学4年間でしっかり結果を出して、トップリーグに行きたいです。そして日本代表などで世界で戦える選手になりたいです」
――春シーズンの目標を教えてください。
「目先のことだけでなく、先輩に良い見本がたくさんあるので少しでも多く吸収して自分のものにしたいです。スクラムハーフは全部で8人と人数が多いポジションですが、この春で成長して早く上のチームに上がれるように頑張っていこうと思います」
――ありがとうございました。
[田中佑太、豊澤風香]
◆登根 大斗(とね・だいと)法1、御所実高、166センチ・65キロ
上京したばかりなので東京のいろいろなところに行きたいそう。「渋谷や新宿、東京スカイツリーに行ってみたいです」
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