
(22)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 寺下功起「明大のスタンダードに持っていく」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第15回は寺下功起(文1=東福岡)のインタビューをお送りします。(この取材は5月15日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「明治大学は僕たちが2年生の時に優勝していて、どこからでもトライが取れるような攻撃的なラグビーに魅力を持ったのが一つの理由です。あと森勇登(令3政経卒・現東芝ブレイブルーパス)さんが目標の人で、憧れて明治に入ったというのも理由です」
――どのようなところが憧れですか。
「とにかく上手なところです。とても魅力的なプレーをします」
――高校時代のラグビーを振り返っていかがですか。
「もちろん技術的なことは学ばせていただいたのですが、人間的なところを特に成長させてもらいました」
――印象に残っている試合を教えてください。
「高校2年生の時のサニックスワールドラグビーユースのニュージーランド戦です。自分のせいで負けてしまって、チームの雰囲気もどんどん崩れてしまいました。でもその試合を糧にしてU-17の日本代表に選ばれることができました。自分を成長させてくれた試合ということで印象に残っています」
――これからの練習で意識していきたいことを教えてください。
「自分はまだ体が小さくて、上級生と比べて技術が劣っているので、テクニックやスキルを明大のスタンダードに持っていけるようにしたいです」
――授業はいかがですか。
「授業が難しいということはまだ感じていないです。対面授業があまりないので、学校に行かなくて済むので助かっています(笑)1限に授業があるときは眠くてコクコクしています(笑)」
――4年間の目標を教えてください。
「とにかく自分のラグビーのレベルをアップさせて、秩父宮で試合をしたいです」
――ありがとうございました。
[宇野萌香]
◆寺下 功起(てらした・こうき)文1、東福岡高、176センチ・80キロ
同部屋メンバーは村上慎(商4=法政二)、紀伊遼平(営3=桐蔭学園)、石塚勝己(情コミ2=桐蔭学園)。「村上さんを石塚さんと紀伊さんがイジっていて面白いです(笑)」
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