
(18)関東インカレ事後インタビュー⑤/堀田聖尊、渡邊颯一郎、宮川颯太
有言実行の大会となった。短距離、長距離、競歩全ての部門で団結して挑んだ関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)。出場したほとんどの種目で入賞者を出し、最終的には2部全体の2位で念願の1部復帰を果たした。前期の大舞台はこれで終わるものの、選手たちは勝負の駅伝シーズンに向けたさらなる挑戦が続く。
今回はレース終了直後のインタビューをお届けする。(この取材は5月20日~23日に電話で行われたものです)
堀田聖尊(政経4=県立川越)
――レースで良かった点はありますか。
「いつもだとラストで上げ切れずに終わってしまうレースが多いのですが、今回はその逆で最後にしっかりスピードに乗れた部分は良かったと思います。その要因は、今回対校戦ということで、1部昇格が懸かっている中で、他の立教大学の選手を抜かし切るという思いで走ることができたので、そこが良かったかなと思います」
――今回の経験は次にどうつなげたいですか。
「これまで、なかなか対校戦のような、他大学と競ったり、何かを懸けて戦ったりするレースの経験が浅かったので、その点この2日間は、非常に経験値の上がったレースだったと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「まず今年度の最終的な目標としては、9月にある全日本インカレ(日本学生対校選手権)で決勝に残ることが一つの目標でして、そのために2週間後の学生個人選手権では、1分49秒台を目標に頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
渡邊颯一郎(法3=明大中野)
――レースを振り返ってみていかがでしょうか。
「個人のレースがふがいない結果となってしまったのですが、最後に残されたリレーで優勝に貢献することができて良かったです」
――レースの中で優勝の決定打となったものは何だと思いますか。
「自分の持ち味でもあるラストの粘りで気持ちでは負けないように頑張りました。後は、アンカーの橋元さん(優成・法4=川薩清修館)が1位で戻ってきてくれ、4人の作戦勝ちだと思います」
――渡邊さんは3種目にエントリーされて、体力的精神的な面でも己が試されたと思いますがいかがでしたか。
「肉体的疲労がたまっていましたが、気持ちで負けたら絶対に勝てないと思って4日間を過ごしていました。今回の関カレで体力的にも精神的にも格段にレベルアップした気がします」
――ありがとうございました。
宮川颯太(商2=富士市立)
――昨日(5月22日)までの短距離の選手の結果は刺激になりましたか。
「そうですね、結構点を取れていたのでプレッシャーもかかっていました。でもピストルが鳴ったら走るだけという考えでやっていたので、とりあえずスタートラインに立って、早くピストルが鳴るのを待っていた感じです」
――最後に今後の意気込みをお願いします。
「今回初めて本番で逆足を使ったので、今後その逆足が必須条件になっていくと思うので、上に行けば行くほど。逆足で跳べたということは次につながる一歩になったと思いますし、2試合目で53秒2というのはタイムとしては全然悪くないので、手応えも上がってきているので秋に向けていい状態でいけてると思います」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
※写真は明大競走部提供
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