
(12)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 木戸大士郎「誰よりも体を張っていけるように」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第7回は木戸大士郎(文1=常翔学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月10日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「明大ラグビー部は昔から伝統があり、強いです。最近も大学選手権で優勝しているので、入部したいと思いました」
――高校3年間で印象に残っている試合はありますか。
「高校2年生の時に花園で京都成章と試合をしたのですが、それが印象に残っています。ロスタイムに逆転をして勝ちました」
――高校3年間で成長できた部分はありますか。
「自主性とか人間性の部分だと思います。中学の時までは言われたことしかできていなかったです。実感したことはないのですが、その時と比べて自分から行動できるようになったと思います」
――日大戦からリザーブに入っていましたが、いかがでしたか。
「1年次からメンバーに入れるとは思っていなかったのでうれしかったです。大学は、スピードも違いますし、体の強さも違います。全て一段階上がっているレベルの高い試合に出させていただいて、とても経験になりました」
――ご自身のポジションへのこだわりはありますか。
「今、LOとFLをやっています。僕はFWなので、前に体を張っていくことが仕事です。誰よりも体を張っていけるようにしたいです」
――明大で尊敬する先輩はいますか。
「皆さん尊敬しています。その中でも、高校から一緒の石田吉平(文3=常翔学園)さんはずっと尊敬しています。大変ストイックで、練習していないところを見たことがないです」
――明大に限らず、ラグビー界で尊敬している選手はいますか。
「たくさんいるのですが、マイケル・フーパー選手(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)です。FLでタックルもいけますし、ジャッカルも取ります。しかも、アタックもうまいです。すごいと思います」
――今後の目標をお聞かせください。
「大学選手権優勝です。また、将来はトップリーグに出られるように頑張りたいです」
――ありがとうございました。
[堀之内萌乃]
◆木戸 大士郎(きど・たいしろう)文1、常翔学園高、185センチ・93キロ
最近ハマっていることはモンハン。先輩とも一緒にやっているそう
関連記事
RELATED ENTRIES