(12)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 木戸大士郎「誰よりも体を張っていけるように」

2021.05.26

 新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

 

 第7回は木戸大士郎(文1=常翔学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月10日に行われたものです)

 

――明大に進学した理由を教えてください。

 「明大ラグビー部は昔から伝統があり、強いです。最近も大学選手権で優勝しているので、入部したいと思いました」

 

――高校3年間で印象に残っている試合はありますか。

 「高校2年生の時に花園で京都成章と試合をしたのですが、それが印象に残っています。ロスタイムに逆転をして勝ちました」

 

――高校3年間で成長できた部分はありますか。

 「自主性とか人間性の部分だと思います。中学の時までは言われたことしかできていなかったです。実感したことはないのですが、その時と比べて自分から行動できるようになったと思います」

 

――日大戦からリザーブに入っていましたが、いかがでしたか。

 「1年次からメンバーに入れるとは思っていなかったのでうれしかったです。大学は、スピードも違いますし、体の強さも違います。全て一段階上がっているレベルの高い試合に出させていただいて、とても経験になりました」

 

――ご自身のポジションへのこだわりはありますか。

 「今、LOとFLをやっています。僕はFWなので、前に体を張っていくことが仕事です。誰よりも体を張っていけるようにしたいです」

 

――明大で尊敬する先輩はいますか。

 「皆さん尊敬しています。その中でも、高校から一緒の石田吉平(文3=常翔学園)さんはずっと尊敬しています。大変ストイックで、練習していないところを見たことがないです」

 

――明大に限らず、ラグビー界で尊敬している選手はいますか。

 「たくさんいるのですが、マイケル・フーパー選手(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)です。FLでタックルもいけますし、ジャッカルも取ります。しかも、アタックもうまいです。すごいと思います」

 

――今後の目標をお聞かせください。

 「大学選手権優勝です。また、将来はトップリーグに出られるように頑張りたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[堀之内萌乃]

 

◆木戸 大士郎(きど・たいしろう)文1、常翔学園高、185センチ・93キロ

 最近ハマっていることはモンハン。先輩とも一緒にやっているそう