
(17)関東インカレ事後インタビュー④/古賀友太、濱西諒、清水海地
有言実行の大会となった。短距離、長距離、競歩全ての部門で団結して挑んだ関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)。出場したほとんどの種目で入賞者を出し、最終的には2部全体の2位で念願の1部復帰を果たした。前期の大舞台はこれで終わるものの、選手たちは勝負の駅伝シーズンに向けたさらなる挑戦が続く。
今回はレース終了直後のインタビューをお届けする。(この取材は5月20日~23日に電話で行われたものです)
古賀友太(商4=大牟田)
――今日(5月22日)のレースを振り返っていかがですか。
「今回は競歩ブロックで何とか点数を稼ぐというのが目標だったので、個人的に予定通り1位を取ることができて安心しているというのが正直なところです」
――全てが順調にいった感じでしょうか。
「特に、フォームの面で今までよりも結構改善点も見られて収穫も大きかったので、タイムよりもフォームの方が良かった点が多いです」
――後輩2人にはどのような声掛けをしましたか。
「せっかくすれ違う場面だったので、そこで頑張るぞだとか、もう1回気持ちつくっていくぞだとかそういう気持ちだとか言葉というのを掛けるようにして、これはチーム戦だったので3人とも良い結果で終わるのが一番良かったので、そういう声掛けが自然と出ました」
――ありがとうございました。
濱西諒(文3=履正社)
――今日のレースを振り返っていかがでしたか。
「今日は確実に2番を取るところだけを意識していたので、その点では古賀さんに次ぐ2位を取れたのは非常に良かったと思います」
――古賀さんと清水さん(海地・理工2=長野日大)も共に入賞した点についてはいかがですか。
「古賀さんとは実力的に言えばワンツーは絶対取れないといけないところだと思っていたのでそこを達成できたのは素直にうれしいですし、清水もしっかり自己ベスト出して6位入賞という形で終え、結果的に3人とも入賞することができたのでかなり良かったかなと思います」
――以前ラストスパートがご自身の強みだとおっしゃっていましたが、今回はいかがでしたか。
「あと少しで1部の住所さん(順大)が目に見えるところまでいたので最後抜かしたかったのですが、そこができなかったのがいまひとつ持ち味を発揮し損ねたのかなと思いますが、しっかりラップで見れば最後の2キロのラップが一番速いのでそこは良かったかなと思います」
――ありがとうございました。
清水
――今日のレースを振り返っていかがですか。
「目標にいこうとして、少しオーバーペースで入ってしまって、後半苦しくなってしまったという感じです。これが実力通りだったかなという感じです」
――今回のレースの経験を今後どのように生かしたいですか。
「まずはレース展開がミスであったと思うので、そこは経験としてオーバーペースで入ったらこうなってしまうということを、しっかり自分のものにして、後は自分の今の立ち位置が分かったので、それをしっかり練習につなげていきます」
――次の目標はありますか。
「次が個人選手権なのですが、まずは全日本インカレ(日本学生対校選手権)の標準を切って、また3人代表で出るのですが、そこに選んでもらって、今回代表として誇らしい歩きができなかったので、リベンジするためにまずは標準を切って、全日本インカレに向かっていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
※写真は明大競走部提供
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