
(15)関東インカレ事後インタビュー②/佐藤泰星、鈴木憲伸、飯島大陽
有言実行の大会となった。短距離、長距離、競歩全ての部門で団結して挑んだ関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)。出場したほとんどの種目で入賞者を出し、最終的には2部全体の2位で念願の1部復帰を果たした。前期の大舞台はこれで終わるものの、選手たちは勝負の駅伝シーズンに向けたさらなる挑戦が続く。
今回はレース終了直後のインタビューをお届けする。(この取材は5月20日~23日に電話で行われたものです)
佐藤泰星(文4=会津)
――試合を振り返っていかがですか。
「後輩にも負けたり、結果を出すべきところで出せなかったり、悔いが残った試合ではあったのですが、何とか点数を取れたところは良かったと思います」
――1本目、2本目が失格となった時にプレッシャーはありましたか。
「多少焦りはありましたが、何度もそういうピンチを乗り越えてはきていたので、そういうことが自信になって何とか決勝には残れるとは思いました。ただ自分の試合運びが今日(5月21日)は悪くてそこが今後の課題かなと思います」
――今後についての目標や意気込みをお願いします。
「全日本インカレ(日本学生対校選手権)で入賞を目標にしているので、まずは今回の反省をこれからの試合に生かして、全日本インカレの標準を切って、さらにはそこで戦えるように準備していきたいと思います」
――ありがとうございました。
鈴木憲伸(営3=明大中野八王子)
──今日(5月21日)の跳躍を振り返っていかがでしょうか。
「5、6本目は追い風参考ですが、自己ベストを大きく更新する記録が出せたので、感覚は良かったです」
──その要因は何でしょうか。
「一言で言えば、風が吹いていたので、それに乗せられて跳んだということなのですが、それ以上に雰囲気が良くて、実力以上の結果が出たと思います」
──2位という順位について率直にどう思いますか。
「昨年度、優勝していたので今年度も当然優勝を狙っていたのですが、2位という順位に悔いはないです。全力でできましたし、何より楽しくできたので。また次に向かって、良い機会になったなという気持ちがむしろ強いです」
――ありがとうございました。
飯島大陽(商1=佐久長聖)
──今回のレースを振り返っていかがでしょうか。
「全く自分の思い通りの走りができなくて、悔しいの一言ですね」
──初めての関東インカレでしたが、雰囲気はどう感じましたか。
「日本のトップ選手が集まる、全国大会のような感じなので、雰囲気は重いといいますか、予選の時とかはそれにのまれてしまったので、レベルが高い大会だなと感じました」
──関東インカレの経験を今後どのように生かしていきたいですか。
「自分の一番の課題は、ハードリングだけで速さを補っていて、元の足の速さがないことなので。ハードル技術どうこうというより、走り込みをして、土台である自分の走力を上げるというのを目標にこれからやっていき、より良くなるように頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
※写真は明大競走部提供
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