
(11)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 金子琉聖「ラインアウトで頑張りたい」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第6回は金子琉聖(政経1=佐賀工)のインタビューをお送りします。(この取材は5月10日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「自分は高校からラグビーを始めて、大学の試合を見ているときに、明治のラグビーを見てかっこいいなと思いました。明治はFWにこだわりがあって、FWでどんどんいくのがかっこいいなと思いました。大学を考える際に、監督から明治に行ってみないかという話があって、それで頑張ってみようと思って決めました」
――得意なプレーはありますか。
「自分はやはり身長を武器にしているので、高さは有利だと思います。強みは高さなので、ラインアウトで頑張りたいです。(課題は)フィジカルがFWでは大切なので、さらに体づくりをして、相手に負けないフィジカルにしていきたいです。部内戦を行った際に、体で負けることがあって、課題が見つかりました」
――佐賀工高で学んだことはありますか。
「根性や諦めない気持ちを学びました。自分はバドミントンを元々9年間やっていて、高校で監督に誘われて頑張ってみようと思って、ラグビー部に入りました。最初は佐賀工業でバドミントンをやるつもりでした。バドミントンは小学校のときに全国3位になっています」
――1年生の雰囲気はいかがですか。
「みんな仲が良くて、にぎやかという印象です。基本的に特定の誰かと仲が良いのではなく、全員みんな仲良くやっています」
――同部屋の先輩はどなたですか。
「4年生が松本純弥(佐賀工=政経4)さんで同じ高校出身なので、面倒を見てもらっています。部屋は4年生の先輩が選ぶので、高校かぶりが多くなります」
――オフの日の過ごし方はありますか。
「今はコロナウイルスの関係で外出できないですが、オフの日の夜ご飯はみんなで自炊をしています。緊急事態宣言が解除されたらまた遊びに行こうって話しています。前は映画を観に行きました」
――大学生活はいかがですか。
「友達もそれなりにできましたし、勉強も他の人と比べると大変ですが、周りの人に助けてもらいながらうまくやっています」
――最後に目標をお願いします。
「春シーズンは体重を増やして、体を大きくすることが目標です。4年間では明治の伝統のある紫紺のジャージーを着て、レギュラーを勝ち取りたいと思います」
――ありがとうございました。
[田中佑太]
◆金子 琉聖(かねこ・りゅうせい)政経1、佐賀工高、192センチ・98キロ
趣味は音楽を聴くこと。「特定のアーティストではなくいろいろ聴くのが好きです」
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