
(8)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 稲村心「できることを積み重ねてチームに貢献する」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第3回は稲村心(文1=新潟工)のインタビューをお送りします。(この取材5月11日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「FWの前に出る強いプレーに憧れて、自分もここでラグビーがしたいと思い進学を決めました」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「ラグビーだけでなく、私生活や普段の行動というところでも監督にいろいろ教わって心身ともに成長できた3年間だったと思います。(印象に残っている試合は)3年生の花園で中部大春日丘高と対戦した試合です。その試合で負けてしまい、フィジカルやスキルの差をすごく感じ、大学で一から体をつくり直して上級生とも戦えるようにしようと思いました」
――得意なプレーを教えてください。
「ラインアウトでのキャッチとディフェンスで相手にプレッシャーをかけるプレーです」
――もっと成長したい点はありますか。
「前に出て相手をあおむけに倒すドミネートタックルができるようになりたいです」
――目標にしている先輩はいますか。
「山本嶺二郎(法2=京都成章)さんがラインアウトのジャンプなどを教えてくれたので、そこを目指して頑張りたいと思います」
――寮生活はいかがですか。
「まだ緊張して慣れないこともありますが、先輩方もとても優しいので楽しく生活できています」
――代の雰囲気はいかがですか。
「人数は他の大学より少ないですが、その分しっかりコミュニケーションが取れているので雰囲気は良いと思います」
――今年の目標を教えてください。
「今年は体づくりを中心に、自分にできることをこつこつと積み重ねてチームに貢献できるようにしたいです」
――ありがとうございました。
[牛嶋淳太郎]
◆稲村 心(いなむら・しん)文1、新潟工高、185センチ・90キロ
最近、春日悠平(政経1=明大中野)らと自炊を始める。「いろいろな料理にチャレンジしていきたい」
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