
(7)関東インカレ直前インタビュー⑥/丸山幸輝、漆畑瑠人、小澤大輝
春季トラックレースの大舞台が2年ぶりに復活する。今年度で節目の100回目を迎えた関東学生陸上競技対校選手権(以下、関東インカレ)。昨年度は新型コロナウイルスの影響で10月に延期されたが、今年度は例年通り5月に開催される。コロナ禍はいまだに続くものの、明大では多くの選手がトラックレースで実力を伸ばしている。念願の1部復活に向け、チーム一丸となって本戦を戦い抜く。
本特集では、関東インカレに臨む31人の選手の声をお届けする。
第6回は長距離部門・丸山幸輝(文4=佐久長聖)、漆畑瑠人(文3=鹿児島城西)、小澤大輝(政経3=韮山)のインタビューです。(この取材は5月15日、16日に電話で行われたものです)
丸山
──関東インカレに向けての心境はいかがですか。
「初めて紫紺のユニホームを着る機会をいただいたので、その重みを背負うという部分で言えば言い訳はできないので、やる気や楽しみな気持ちがあります」
──プレッシャーは感じますか。
「プレッシャーよりはうれしい感情がありました。紫紺のユニホームを着るのが高校時代からの憧れでしたが、4年目で初めて着ることができてうれしさを感じています」
──関東インカレに向けて意気込みをお願いします。
「関東インカレまで残りの期間が短いですが、やるべきことはやってきたので、自信を持ってスタートラインに立ちたいです」
漆畑
――関東インカレの個人の目標を教えてください。
「ハーフマラソンはやはり箱根駅伝のレースにつながってくるので、2部ということにはなるのですが、箱根の強い大学がたくさん出場するので、そこで最低8位入賞という目標であわよくば3位以内というのを最低限目指しています」
――3年生で初めての関東インカレとなりますがいかがですか。
「やはりトラックシーズンの中では一番の大きな大会となるので、そこでチームの代表として出られるので、そこは自覚を持って走らないといけないという強い気持ちでいます」
――なぜハーフマラソンでの出場を選びましたか。
「僕は元々5000メートルの方が得意で、そっちの方で走りたかったという気持ちがあったのですが、全日本や箱根の予選会、箱根駅伝のことを考えるとやはりハーフマラソンの経験は大事だなと思い、ハーフマラソンを走りたいと思いました」
小澤
――関東インカレの意気込みはどのようなものがありますか。
「関東インカレはハーフマラソンに出場するのですが、コンディションが良くないときに勝つことができないことが明大の課題だったので、関東インカレでは入賞を目指して勝ち切るレースをしたいなと思います」
――その目標に向けて練習の中で意識したことはありますか。
「ハーフマラソンに出ると言われたのがついこの間なので、そこまで対策というのはしていないのですが、普段のジョグの量をプラスアルファでやってみたり長い距離の練習を走るときは、起伏のある公園などを使って練習するように心掛けました」
――1部復帰に向けて部全体の雰囲気はいかがでしょうか。
「自分が入学したときは短距離と長距離のコミュニケーションが少なかったのですが、3年経って今、短距離の先輩も長距離に様々なことを話し掛けてくれたり、補強の仕方を教えていただいたり、こういうブロック間でのコミュニケーションというのが増えて、チームとして一体感が増したように思います」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
※写真は明大競走部提供
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