
(6)関東インカレ直前インタビュー⑤/佐藤泰星、鈴木憲伸、井上史隆
春季トラックレースの大舞台が2年ぶりに復活する。今年度で節目の100回目を迎えた関東学生陸上競技対校選手権(以下、関東インカレ)。昨年度は新型コロナウイルスの影響で10月に延期されたが、今年度は例年通り5月に開催される。コロナ禍はいまだに続くものの、明大では多くの選手がトラックレースで実力を伸ばしている。念願の1部復活に向け、チーム一丸となって本戦を戦い抜く。
本特集では、関東インカレに臨む31人の選手の声をお届けする。
第5回は短距離部門・佐藤泰星(文4=会津)、鈴木憲伸(営3=明大中野八王子)、井上史隆(理工2=川崎市立橘)のインタビューです。(この取材は5月15日、16日に電話で行われたものです)
佐藤
――関東インカレまでに特に力を入れて練習したことはありますか。
「スピードや助走の練習ですね。助走のスピードを上げるところに力を入れてきました」
――無観客で行われることについてはどう思いますか。
「自分自身は人に見られて競技をしたいので残念なのですが、YouTubeなどで配信もしてくれているので、そういった意味では見には来られないのですが、親や家族などの目線を感じながら競技できたらなと思っています」
――関東インカレはどのような位置付けの試合ですか。
「自分としては関東にはトップ選手が集まるので本当に関東とはいえども全国レベルの人たちが集まるレベルの大きさの、1番大きな大会だと思っています」
鈴木憲
――チームの雰囲気は1部復帰へ向けて上がっていますか。
「そうですね。前の六大(東京六大学対校大会)からチーム内で意識を高めていこうということで、マイナスなことは一切言わず、どんどんチームを盛り上げていくというのを、石川主将(雅也・法4=新居浜東)からも常々言われているので、そういった面ではやる気十分だと思います」
――監督陣から何かお話はされましたか。
「監督からはポンと結果が上がることはないから、しっかりやることをやって、関東インカレまでの時期を過ごすというのと、想像通りうまくいかないことも関東インカレの中であるかもしれないけれども、そこでうまく対応できないとチームで勝つこともできないので、しっかり想定していけと、言葉をもらっています」
――意気込みをお願いします。
「関東インカレは昨年度優勝していますし、今年度は1部復帰も懸かっているので、今年度も何とか優勝したいなと思っています。昨年度優勝したので目標はそれ以下はないので、そういった気持ちで臨みたいです」
井上
――初めての関東インカレですが、どのような気持ちですか。
「コロナ禍で開催していただくことにまず感謝を持って、明治大学は2部に低迷している状態なので、そこを何とか救えるような選手になれたらなと思います」
――目標の記録はありますか。
「やはり1部復帰というのが大きいので、記録というよりはとにかくどんな記録でも入賞することが重要なので、周りが低い記録だろうが高い記録だろうがしっかりとそれに食らいついていけるようにしたいです」
――最後に関東インカレに向けて抱負をお願いします。
「まずは明治大学が1部に昇格できるように自分は1点でも多く1位でも順位を高く取れるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
※写真は明大競走部提供
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