(4)関東インカレ直前インタビュー③/古賀友太、濱西諒、清水海地

2021.05.16

 春季トラックレースの大舞台が2年ぶりに復活する。今年度で節目の100回目を迎えた関東学生陸上競技対校選手権(以下、関東インカレ)。昨年度は新型コロナウイルスの影響で10月に延期されたが、今年度は例年通り5月に開催される。コロナ禍はいまだに続くものの、明大では多くの選手がトラックレースで実力を伸ばしている念願の1部復活に向け、チーム一丸となって本戦を戦い抜く。

 本特集では、関東インカレに臨む31人の選手の声をお届けする。

 

 第3回は競歩部門・古賀友太(商4=大牟田)、濱西諒(文3=履正社)、清水海地(理工2=長野日大)のインタビューです。(この取材は5月15日、16日に電話で行われたものです)

 

 

古賀

――関東インカレの目標は何ですか。

 「個人の目標は優勝です。競歩種目に関しては同時スタートなので、もちろん2部で優勝は当たり前なのですが、1部でも総合優勝することが目標です」

 

――競歩部門の後輩たちの様子はどうでしょうか。

 「後輩も1部に昇格するためには順位を取らなければいけない立場にあるので、責任感も強く持っていると思います。また、2部で1、2、3位の表彰台を独占することが目標としてあるので、そこは濱西も清水も共有して同じ目標を持っていると思いますし、頼もしいところもあるので、自分は自分のことに集中していこうと思います」

 

――本番ではどのような戦いをしたいですか。

 「競歩は他のブロックと比べると人数が少ないので、この種目でできるだけ点数を稼ぐことが必要になると思います。タイムどうこうというよりは順位が大切になってくる大会になるので、それぞれが最低入賞して点数を取りたいと思います。そして、3位以上に食い込めるように順位を見ながらレースを進めるという感じになると思いますね」

 

濱西

――現在の心境を教えてください。

 「トラックレース自体に出場するのが本当に久しぶりで、レース自体も最後に出場したのが3月の20キロメートルなのですが、やはり2カ月空いているのでその辺の緊張感は結構あります」

 

――関東インカレに向けて練習面で取り組んできたことは何かありますか。

 「やはり冬場のレースに比べて5月末で気温も徐々に上がってくる時期なので、結構僕は脱水になることが多いので、そういったところでレースを崩さないようにするために、しっかり練習から水分やミネラル面で工夫するようにしてきました」

 

清水

――現在のコンディションはいかがですか。

 「練習は結構積めていて、疲労とか調子の波はあるのですが、疲労はしっかりこの調整期間で抜いて合わせていけるかなという感じです」

 

――関東インカレへの意気込みを聞かせてください。

 「やはり競歩は1、2、3位を目指していて、自分がどれだけそこに持っていけるかということに懸かっているので、そんなに気負ってしまうのは良くないですが、代表として出るわけなので、責任感を持って臨みたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[競走部担当一同]

 

※写真は明大競走部提供