
(3)関東インカレ直前インタビュー②/橋元優成、野口航平、渡邊颯一郎
春季トラックレースの大舞台が2年ぶりに復活する。今年度で節目の100回目を迎えた関東学生陸上競技対校選手権(以下、関東インカレ)。昨年度は新型コロナウイルスの影響で10月に延期されたが、今年度は例年通り5月に開催される。コロナ禍はいまだに続くものの、明大では多くの選手がトラックレースで実力を伸ばしている。念願の1部復活に向け、チーム一丸となって本戦を戦い抜く。
本特集では、関東インカレに臨む31人の選手の声をお届けする。
第2回は短距離部門・橋元優成(法4=川薩清修館)、野口航平(商3=洛南)、渡邊颯一郎(法3=明大中野)のインタビューです。(この取材は5月15日、16日に電話で行われたものです)
橋元
――関東インカレに向けて個人の目標はありますか。
「400メートルを走ります。46秒が自己ベストになるのですが、自己ベストを出して優勝するというのが個人での目標です」
――自己ベストを出すために何が大事だと思いますか。
「400メートルは技術よりも気持ちが大事なので、気持ちの部分で特に最後の100メートルで負けないように焦るなど、そういったメンタル的な部分で他の選手に負けないようにしたいと思います」
野口
――現在のコンディションはいかがですか。
「数日前まで追い込みをしていたので疲労はたまっていますが、ここから徐々に上がってくると思います」
――関東インカレに向けて取り組んできたことは何かありますか。
「自分は大学に入ってから考え込む癖があるので、いい意味で〝無〟になることを意識しました」
――1年次に2部降格を経験されたと思います。1部復帰に対して何か特別な思いはありますか。
「1年次は1点もチームに貢献することができなかったので、今年度は1点でも多くチームに貢献したいです」
――意気込みを教えてください。
「先を見ずに今だけに集中して挑戦者らしく頑張りたいです」
渡邊
――自身が出場する種目の中でライバル視している選手はいらっしゃいますか。
「部内で速い人がいるので、400メートルは野口と橋元さんの2人に負けないようにという感じで、400メートルHに関しても1個下の宮川(颯太・商2=富山市立)がいるので、ベストを出して勝てるようにというのを考えてやっています」
――具体的なタイムの目標はありますか。
「400メートルはベストタイムが47秒7なので、それを超えるということと400メートルHも決勝ではベストで終えられたらなと思っていますね」
――その目標タイムに向けてどのような点を意識して練習されていますか。
「最近結構ハードルをやっているのですが、3台目までで足が合わなくなってしまったりということがあったので、ハードルの足合わせを結構やっています。あと400メートルに関しては、前半のスピードがないのでそこで置いてかれないように工夫して練習していますね」
――ありがとうございました。
[競走部担当一同]
※写真は明大競走部提供
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