
卓球部
新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第17回は卓球部の大野未来主務(文4=岐阜県私立富田)です。
――仕事内容を教えてください。
「大会の申し込みや大学に提出する資料の作成と会計です」
――主務になったきっかけは何ですか。
「最初は髙山監督に『やってみないか』と言われました。仕事内容が社会人になってからも役立つと思ったのでやってみようと思いました」
――選手との両立は大変ですか。
「最近は就活もあって、なかなか練習する時間がないので難しいですね。練習がある時間に資料を作り、面接もあるので大変です」
――練習したい気持ちをどう埋め合わせしていますか。
「ランニングなど体を動かすことで気を紛らわしていますが、やはり練習したい気持ちはあります。それでもこの仕事は良い経験になるし、社会人になって役立つと思うのでその面ではプラスに捉えています」
――主務になって変わったことはありますか。
「仕事を効率良くできるようになりました。また、予定をしっかり立てて計画的に物事を進められるようになりました」
――最近意識していることはありますか。
「最近はコロナの影響で練習がありませんでした。外出もコンビニやスーパーに行く以外禁止で、寮の中でもずっとマスクをしている状態です。寮の至る所に消毒液を設置するなど感染防止は意識しています」
――今年度の卓球部の目標は何ですか。
「昨年度はインカレやリーグ戦が中止になってしまいました。今年度は全て優勝し、グランドスラムを達成することが目標です」
――ご自身の目標は何ですか。
「就活を一番優先したいと思っているので、自分が納得のいくような企業に入りたいです。第一志望の企業には卓球部があり、そこに入部する予定なので大学生のうちに全国大会で3回戦にはいきたいなと思っています。また、主務としてチームのサポートに回ることが多くなると思います。自分はリーグ戦や団体戦に出る機会は実力的にもうないので、出場する選手がスムーズに試合に入れるようにし、普段の練習をしっかりできる環境をつくれるように仕事を頑張りたいと思います」
――この1年間の意気込みを聞かせてください。
「まだ何をしたらいいか分からない状態ですが、探り探りいろいろなことを試して、グランドスラム達成のために全力を尽くしたいと思っています」
――ありがとうございました。
[大橋直輝]
卓球部ってこんな部活!
明治大学体育会卓球部は現在、4年生8人、3年生7人、2年生6人、1年生7人の計28人で活動をしています。
昨年度はコロナ渦での活動となり練習ができない期間や毎年行われていた大会が中止となる期間がありました。モチベーションを保つのが難しい中でも、自粛期間では自主練習や筋力トレーニングを各自で行って、体力面を強化し他の大学に劣らないように活動をしていました。
今年度は規定練習も再開となり技術的な面でも練習が可能となりました。自粛期間で体力トレーニングを続けることができたので、これを生かして練習をしていきます。また、大会では昨年度中止となった多くの大会が開催される予定です。個人の目標を達成することはもちろんのこと、団体戦では春、秋リーグ戦、インカレの3大会を優勝しグランドスラムを達成するために選手一同、日々練習をしていきます。ご声援よろしくお願い致します。
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