水泳部(競泳部門)

2021.04.04

 新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第6回は昨年度、日本学生選手権で王座奪還を果たした水泳部(競泳部門)の田部井瞳マネジャー(政経3=明大中野八王子・写真右から2番目)です。

 

――マネジャーになった理由は何ですか。

 「私は水泳、マネジャー業は未経験ですが、大学で何か〝成し遂げた〟と言えるものが欲しいと思い、マネジャーを志望しました」

 

――仕事内容を教えてください。

 「マネジャーの仕事内容は大きく分けて三つあります。一つ目はいつもの練習へ参加して、練習のための準備や片付け、タイムの計測、練習の記録を取ることです。二つ目は試合の帯同です。試合の帯同では、アップや試合のレースの分析、動画の撮影を行っています。三つ目に、SNS活動や、選手とコミュニケーションを取って調子が良いかどうかを把握することです。また、特に明大ならではの仕事としては、ランキング表を作成することだと思っています。これは、選手に目標を見つけやすくしてもらうために大きな大会前に行っていて、目に見える形で選手それぞれに現状の順位を提示しています」

 

――1番やりがいを感じるとき、また難しさを感じるのはどんなときですか。

 「感謝を言われたときですね。見てくれていたんだ、役に立っていたんだと思えるような〝ありがとう〟を言われたときに一番やりがいを感じます。難しさを感じるときは、タイムを測るときですね。水泳は0.1秒、0.01秒を競う世界なので、正確さが求められます。なので、いまだにタイムを測るときは緊張しています」

 

――選手との距離感はどうですか

 「競泳部門は選手が各学年10人ぐらいしかいなくて、他の部に比べるととても人数が少ないです。なので、一人一人とは密に関わる機会が多く、とても仲が良いと思います。マネジャーも選手も和気あいあいとした雰囲気です」

 

――1日のスケジュールを教えてください。

 「朝練は、平日だと6時ごろから練習があって、練習が終わると、通常だったら学校に行って授業を受けます。午後練習までの間は授業やバイトをして好きなように過ごして、16時半から2時間半ぐらい、19時ぐらいまで午後練習に参加して帰宅という感じです」

 

――ご自身のマネジャーとしての目標を聞かせてください。

 「私は、マネジャーはいなくても正直、部としては成り立つと思っています。しかしそこに自らの意思で入ったからには、自分の存在意義を示せるようなマネジャーでありたいと思っています。自分は未経験者なので泳ぎやタイムについては何も言えないですが、モチベーションを上げるための声掛け、動画の作成などを行うことで、自分が必要だと思われるようなマネジャーが理想像です」

 

――最後に、新入生に向けた水泳部(競泳部門)のマネジャーのアピールポイントをお願いします。

 「水泳部はとてもアットホームな部です。マネジャーはみんな未経験で、一から仕事を覚えていくので、ハードルは低く、入りやすいと思います。人数が少ないので一人一人と関わる機会が多く、そういった仲の良い信頼できるメンバーと日本一の景色を見られるのはこの部だからこそ。日本一の景色を見にいくために一緒に選手を支えましょう!」

 

――ありがとうございました。

 

[伊東彩乃]

 

水泳部(競泳部門)ってこんな部活!

 私たち水泳部はアットホームでとても雰囲気が良いところがアピールポイントです。また、“楽しく”がモットーの優しい監督と、最強で最高の選手、マネジャーがそろっているので刺激し合えます。

 今季の目標は、インカレの総合優勝連覇です。連覇に向け、『Ballistic』というスローガンのもと毎日練習に励んでいます。日本一になるためにはマネジャーの力が必須です。私たちは共に日本一を成し遂げるための仲間を男女問わず探しています。水泳未経験の方も大歓迎です!(実際未経験のマネジャーも在籍しています)

 もちろん大変なことも少なくはありません。しかし、それ以上にたくさんの素晴らしい経験ができる場所です。入部したことを後悔させません。そう胸を張って言えます。

 私たちと一緒に日本一の景色を見にいきましょう。各SNSのDMにてお気軽にご連絡ください。待っています。