(3)前期リーグ戦開幕直前 主将インタビュー
創部100周年に華を添える。4月3日から第95回関東大学リーグ戦が開幕する。3連覇を目指す明大の開幕カードの相手は流経大。昇格チームでありながらすでにプロ内定選手を複数擁するなど、手強い相手だ。
今回は石井優輝主将(政経4=昌平)のインタビューをお届けします。
(この取材は4月2日にオンラインで行われたものです)
――キャプテンとして臨む今シーズン。不安はありますか。
「不安はないです。むしろ、私が足を引っ張らないかが心配で、それほど選手たちを信じていますし、期待しています」
――現在のチーム状況はいかがですか。
「今のチーム状況はとてもいいと思います。始動してから今日までに、できることは最大限やってきたので、あとはそれをピッチ上で表現するだけだと思っています」
――天皇杯予選の2試合を振り返っていかがですか。
「昨年度の東海大戦を経験しているからこそ、とても怖かったです。相手にペースを握られた時間帯もありましたが粘り強く戦えて、勝利につなげられたと思います」
――今季はどのようなチームを目指していますか。
「徹底してやり切れるチーム、人間として成長できるチームを目指します。昨年度徹底してくるチームは強いということを学びましたし、明治の伝統でもあると思います」
――スローガンの『邁新』にはどんな意味がありますか。
「邁新には、100年の歴史を繋翔し、信念を持って、新たなことに挑み続けるという思いが込められています」
――創部100年目のキャプテンとしてプレッシャーは感じていますか。
「あまり感じていないというのが正直なところです。もちろんプレッシャーはありますが100周年だからというわけではないです。どちらかと言えば4年生としての責任を感じています」
――副将の2人にはどんな思いがありますか。
「副将の2人には自由にやってほしいと思っています。その方が彼らの良さが発揮されるので、プレッシャーを感じるのは自分だけでいいと思っています。2人とも後輩との関わり方も上手ですし、視野も広いので本当に助かっています」
――今季の目標を教えてください。
「リーグ3連覇、Jリーグのチームを倒す、日本一の奪還です」
――同期の4年生たちには何か特別な思いはありますか。
「同期とは入部してからずっと一緒に苦楽を共にしてきました。この最高の同期と最高の結果を残したいと思っています。明治の象徴として戦っていけたらいいと思います」
――後輩たちに対して思うことはありますか。
「後輩には積極的にチャレンジしてほしいと思います。自分もそうやって成長できたので、たとえ失敗しても4年生が助けます。だからこそ4年生を信じて欲しいし、自分らも後輩を信じています」
――最後にリーグ戦への抱負をお願いします。
「一戦一戦明治らしく戦うだけだと思っています。三原則の球際、切り替え、運動量を体現できれば、おのずと勝利は付いてくると思っています」
――ありがとうございました。
[土屋秋喜]
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