(17)三田こども文化センターでボッチャ! 場所の壁を超え大盛り上がりを見せる
12月14日、三田こども文化センターでボッチャ体験会を実施した。4日のイベントと同じく、今回も明大スポーツ新聞部と明治大学公認ボランティアサークル・LINKsとの共同で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大に留意し、明スポはそれぞれの家などからオンラインで、LINKsは現地からオフラインで参加。異例の形となりつつも、子どもたち計20人にボッチャを楽しんでいただいた。
三田こども文化センターとは
明治大学生田キャンパスの付近に位置する児童館。「ふるさと生田を大切にしよう」を合言葉に、地域と密着した活動をこどもたちと展開している
広々とした会場
LINKsとは
大学公認のボランティアサークルで、子ども・高齢者・環境・復興支援をテーマにさまざまな分野で活動をしている。2019年にスマートライフスタイル大賞で優秀賞の実績がある。前回同様、今イベントにご好意で協賛してくださった
【参加メンバー】
〈明大スポーツ新聞部〉
下神大生(営2=済美平成中教校)、田中佑太(法2=本郷)、金井遥香(情コミ1=大船)
〈LINKs〉
浅野亜理紗(営3)、山﨑舞花(理工3)、池田新太郎(理工2)
※今イベントは感染対策ガイドラインに則り、大学の認可を受け新型コロナ感染対策を徹底した上で行いました
4日のすかいきっずでのボッチャ体験会から引き続き、今回も明スポとLINKsの共同で開催された。会場にZoomをつなぎ、明スポは画面越しに参加。競技の説明や競技後の参加者インタビューを担当した。序盤ではWi-Fiの不具合やラグタイムの発生に苦しんだものの「対面組がうまくつないでくれた」(田中)。現地で取り仕切るLINKsが機転を利かせ、ジェスチャーで明スポとのコミュニケーションを試みる。その場を切り抜け、場所の壁を超えたやりとりを実現させた。
今回は、硬さの違う2種類のボッチャボールを使用した。硬いボールは軽い力で転がりやすいが、柔らかいボールは遠くまで転がりにくい。中盤で説明が入ると、子どもたちはすぐに順応。相手チームのボールを硬いボールで勢いよく弾き出したり、ジャックボールの真横を柔らかいボールで確実に狙ったりと巧みに使い分け、さらに会場を沸かせた。
予定された2ゲームの終了後、子どもたちの「もう一回やりたい!」の声で急きょ設けられたラストゲーム。初めてボッチャを経験した子どもが多数を占めたにもかかわらず、ファインプレーが続出する。「ボールを投げるときの角度を工夫した」(小学生女子)。味方のボールに押し出されジャックボールに近づくと、声援代わりに用意された両チームの手旗が目いっぱい振られる。大盛況の中、今体験会は惜しまれながら幕を閉じた。
大盛り上がりを見せた会場
「コロナ対策をしながら、新しい形の活動を行えた」(山﨑)。感染症拡大の収束の兆しが見えないなかで、これからもオンラインとオフラインを織り交ぜたイベントの需要が高まっていくだろう。コロナ禍でのボッチャ体験会を通し、遠隔でのやりとりの難しさを痛感したものの、新たな可能性を発見。今後につながる第一歩を踏み出した。また、子どもたちや高齢者に向けたイベントを実施するうえで、実地でのボランティア経験があるメンバーの重要性が明らかになった。来年以降も、明スポはLINKsと共にボッチャの普及活動を行う。今回の収穫と反省を生かし、さらに多くの人にボッチャの魅力を伝えていく。
[金井遥香]
参加者の声
・難しくなかった。楽しかった(小学生男子)
・ボッチャ楽しい(小学生女子)
・また次もやってみたい(小学生女子)
【注目!!】
部活動、サークル、ゼミやOB会でボッチャ体験してみませんか!?
明スポが取材に行き、記事にします!
イベント運営のお手伝いもご相談ください。個人でのボッチャ体験希望も承っています!
※写真は三田こども文化センター提供
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