(65)関東大学対抗戦・帝京大戦 試合後インタビュー

2020.11.22

◆11・22 関東大学対抗戦(秩父宮ラグビー場)

▼対帝京大戦

 〇明大39{19―23、20―0}23帝京大

 

ナンバーエイト箸本龍雅主将(商4=東福岡)

――先制点を許した中、チームで話したことはありましたか。

 「入りはディフェンスが悪くて、明治のミスから得点をされました。しかし、アタックではスペースを攻めることができましたし、自信もあったので、自分たちのラグビーをやれば通用するので焦る必要はないという話をしました。ハーフタイムでは、自分たちのミスを無くすということ、そして2人目のタックルでしっかり相手を止めようという話をしました」

 

プロップ中村公星(情コミ2=国学院栃木)

――試合を通して、自分のプレーは発揮できましたか。

 「自分の1番の仕事はスクラムです。最初は帝京大に流れを持っていかれましたが、途中から明治の流れに持ってくることができました。いい仕事はできたのではないかと思います。低く、低く当たっていくことで勝つことができたと思います。最初はうまく組めなかったですけど、途中から修正して押すことができました」

 

左ロック片倉康瑛(法4=明大中野)

――試合の振り返りをお願いします。

 「前半点差をつけられた状況でしたけど、焦りはありませんでした。今までやってきたことをしっかりと後半は出して、明治らしく勝つことができました。トライを取られたシーンも自分たちのミスだったので、ミスを減らそうというコミュニュケーションを試合中はとっていました。アタックもコミュニュケーションを取りながら攻撃をしようということは意識していて、良い攻撃ができました」

右ロック髙橋広大(情コミ4=桐蔭学園) 

――FWはどうでしたか。

  「入りからセットプレーでは明治が勝っていました。帝京の強みであるスクラムは対策してきていました。スクラム1列目の下級生の選手たちもしっかりファイトしてくれて、8人でいいスクラムが組めました。得点にもつながって今日はFWで勝負に勝てたと思います」

右フランカー繁松哲大(政経4=札幌山の手

――帝京大戦に掲げたテーマ〝challenger spirit〟は体現できましたか。

 「体現できたと思います。前半、ミスで取られましたが、自分の中ではチャレンジした中でのミスでした。前半ミスをした部分を後半には修正することができたので、良いゲームでした」

 

――4年生で臨む明早戦に特別の意識はありますか。

 「明早戦だけで考えれば、普通の試合と変わらないと思っています。しかし、昨年最後負けたというところで、今年は絶対に勝つという思いは強く持っています。絶対優勝したいと思っていますし、いい形で大学選手権に臨めるように勝ちたいです」

 

スクラムハーフ飯沼蓮(営3=日川)

ーーMOMを受賞されました。本日の試合を振り返っていかがですか。

 「まずは今回ベンチに太我さん(梅川・営4=石見智翠館)がいてくれて、本当に心強かったです。試合前に『ボロボロになっても俺がいるから』と声をかけてくださって、後半辛い時間帯でもその言葉を励みに頑張れました。ゲーム全体を通して、前節の慶応戦で出た修正力というのが課題でしたが、いつも以上に選手ミーティングを重ねて、常に最悪のシチュエーションを想定しながら、いろいろな引き出しを作っておくことができました。スタメン初めての選手も多く、入りこそ良くなかったですが、自分たちの強みを出して逆転できたことに関しては、ポジティブに捉えていいと思います」

 

左センター廣瀬雄也(商1=東福岡)

――対抗戦初スタメンを飾りました。

 「(田中)監督と話したときに、『勝ち負けは関係ないから、しっかりと雄也は自分のベストパフォーマンスをやってこい』と言われました。自分の持ち味を全て出して、ミスをしても前を向いて、80分間やり切ることをテーマにしました。トライシーンは(児玉)樹(政経3=秋田工)さんがいいアングルからパスをいただきました。なので、自分はトライを取るだけでした。ミスをしてしまった借りを返すことができて、気持ちよかったです。秩父宮でも初めてのトライですし、とても嬉しかったです」

 

フルバック雲山弘貴(政経3=報徳学園)

――BKの出来はいかがでしたか。

 「前半は、相手のディフェンスに対して、自分たちがうまく攻撃できませんでした。それはハーフタイムで修正して、後半は自分たちがやりたいアタックをテンポ良くできていたと思います」