選抜ルーキー2020秋取材 ホッケー部・高松雄飛
今年度明大の門を叩いた令和最初の若人たち。入学からおよそ半年、今彼らの目に映るものとは。9月21日付発行の第504号(新歓号)で取り上げたルーキー総勢11人に再び迫った。
今回はホッケー部・高松雄飛(政経1=丹生)のインタビューをお送りします。
(※本取材は9月17日にオンラインにて実施したものです)
――活動休止期間、心境の変化はありましたか。
「2ヶ月くらい地元に帰りました。ホッケーも何もできない状態で、またいつか再開した時のために、走り込みなどの準備をしなければと常に考えていました」
――それは自主練習ですか。
「部からもメニューが送られてきていて、もちろん自分でもやろうと思っていました。自宅待機の期間が長かったので、自主練習では基本的に体力の温存を意識しました。ランニングや短距離ダッシュを中心にメニューを組んでいました。また、感覚を落としたくなかったので、ボールを触ったり、ホッケーの動画を見たりしていました」
――焦りはありましたか。
「焦りは感じませんでした。5月末に上半期の大会の中止が分かった時は衝撃でした。大会中止は初めての経験ですし、入学後の最初の大会を経験できなくて複雑でした」
――活動休止期間、部内でのコミュニケーションはいかがでしたか。
「オンライン授業もそうですし、大学の授業自体が初めてでよくわかっていなかったので、同期とはLINE等で連絡して助け合いながらやっていました」
――寮での生活はいかがですか。
「練習ない時は集まって遊んだり喋ったり。休日も外出できないので、寮内にみんなでいます。先輩方も優しくて、色々教えてくれます。高校の先輩、隆人さん(FW清水・理工2)も色々助けてくれます」
――目標の先輩はいますか。
「自分はDFなので古川裕大(政経3=伊万里商)さんはやっぱりすごいなと思いますね。DF陣営が全員先輩で試合も先輩が出ているので、分からないことはその都度聞いてます」
――この状況だからこそ、チーム内で掲げる目標はありますか。
「心を切りかえて一つ一つ練習に集中して、試合を勝ちに行くことです。王座はなくなりましたが、先輩たちも切り替えて引っ張ってくれています」
――モットーの〝走るホッケー〟の調子はいかがですか。
「自分はサイドバックで上がり下がりの運動が多いので、走るホッケーはできています。明大としても掲げているモットーなので、攻めている時はDF、全体の押上げや細かい所でも走っています」
――秋リーグに向けて意気込みをお願いします。
「秋リーグがトーナメント戦で、1回でも負けたら敗退なので常に緊張感は持っています。今から気持ちを高めて試合感覚を取り戻すために取り組んでいます。今はキャプテン(DF橋本岳樹・文4=山梨学院)が教育実習でチームを離れているので、自分が出ることになっています。試合では、とにかく先輩たちについて行って、自分でもなにか残せたらなと思います。公式戦は高校の冬以来ですが頑張ります」
[菅野向日葵]
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