
(42)新風~2020のルーキーたち~ 柳田治久「自分自身を成長させていきたい」
今年度も次世代の紫紺を担う若者たちが入部した。創部100周年を3年後に控える明大ラグビー部。本企画では、100周年を最高学年で迎えるメモリアル世代、計24名のルーキーに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。7月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第22回は柳田治久(法1=明大中野)のインタビューをお送りします。
――明大に進学した理由を教えてください。
「付属校出身なので、八幡山グラウンドで大学生の姿を目にする機会がたくさんありました。一人一人の集中力や練習に対する姿勢を見て、大学トップの実力を誇る明大でもっとレベルアップをしたいと思いました。とくに射場大輔選手(令2政経卒・現NTTドコモレッドハリケーンズ)がかっこよかったです」
――実際に練習に参加してみて、気持ちの変化はありましたか。
「中学や高校のラグビーを体験してきましたが、自分たちがやっているラグビーとは全然レベルの違うものでした。改めて明大のレベルの高さを感じています。フィットネス(ランニングとスタミナ)は結構大変でした。そのレベルについていこうという気持ちとともに、ポジション争いなどに打ち勝つメンタルや自分自身を成長させていきたいです」
――ご自身の強みは何ですか。
「センターというポジションは相手のディフェンスに対して、突っ込むプレーが多いです。だからこそ、しっかりタックルを入られないようにするために、ステップやアングルを大切にしています。とくにアングルは同期の中でも、チームの中でも押し出していけるポイントだと思います」
――センターはポジション争いがし烈です。
「センターはスキルある選手が多く集まっています。その中で、スキルを上げていくのも当然ですが、コミュニケーション力もカギだと思います。コミュニケーション力をあげて、得意なプレーや形にもっていけるようにしていきたいです」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「私生活ではすごく優しくしていただいているのですが、練習になると自分が小さくなってしまうので、もっと自分からコミュニケーションをとれるようになりたいです」
――4年間でやり遂げたい目標は何ですか。
「日本一にふさわしいチームの一員になることです。プレー面でも人としても、チームの中できちんと日本一を目指している人間になりたいです」
――自粛期間や大学生活はいかがですか。
「最近はキャンプについてよく調べるようになりました。同期とはまだ遊びに行けていないので行けたらいいなと思います。Zoomの授業は大丈夫ですが、オンデマンド式の授業はためがちです(笑)」
[中村奈々]
◆柳田 治久(やなぎだ・はるく)法1、明大中野高、178センチ・88キロ
自分を一言で表すなら「おうち大好き」。愛犬のボーダーコリーと遊ぶのが大好きだそう
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