
(35)新風~2020のルーキーたち~ 萩原周「新たに挑戦しようと思い、明治に来た」
今年度も次世代の紫紺を担う若者たちが入部した。3年後に創部100周年の明大ラグビー部。本企画では、100周年を最高学年で迎えるメモリアル世代、計24名のルーキーに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。7月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第15回は萩原周(商1=大阪桐蔭)のインタビューをお送りします。
ーー明大に進学した理由を教えてください。
「明治は伝統があって、紫紺のジャージーを着たかったからです。自分は大学がなかなか決まらない中で、明治からお話が来ました。明治からは来ると思っていなかったんですけど、挑戦しようと思って来ました。大阪桐蔭から明治に来たのは7年ぶりくらいだと思います」
ーー自分の強みはどこだと思いますか。
「パススピードが自分の中では大学でも通用すると思っています。ただ高校までとは違って、プレー全体のスピードが違うので、初速を早くしていかないといけないなと感じています」
ーー現在トレーニングはどのように取り組んでいますか。
「今は関西の自宅にいます。なので家の近くの整骨院にジムみたいのがあって、そこで筋トレをしたり、家の近くで走ったりしています。中学時代の友人と一緒にトレーニングすることがあります」
ーースクラムハーフの先輩たちの印象を教えてください。
「高校の時は、自分の周りにすごい上手いハーフがいなかったんですけど、明治に入ってみんなパススピードが早くて、正確でレベルの高さを感じています。飯沼(蓮・営3=日川)選手を目指して取り組んでいます。(同期の大越選手は)やっぱり高校日本代表ですし、上手いなと思うんですけど、負けたら意味がないんで、負けたくないです」
ーー大学生活はいかがですか。
「最初は寮生活を怖いなって思っていたんですけど、少し経ったら慣れて来て大丈夫になりました。web授業も順調に受けていますが、高校の時あんまり勉強してこなかったので、少し苦しいです(笑)。結構部内の商学部グループで助け合ったりして、頑張っています。古田空(商1=明大中野)がよく教えてくれて助かっています」
ーー同期だと誰と仲が良いですか。
「やっぱり同じ商学部の選手と仲良いです。廣瀬(雄也・商1=東福岡)とか古田、あとは近畿出身のメンバーは中学時代に一緒にプレーしていた選手もいるので仲がいいですね。自粛前には、ラグビー部で原宿にも行ったりしました」
ーー休みの日の過ごした方、趣味はありますか。
「休みの日の過ごした方はあんまりなくて、ずっと寝てる日が多いです(笑)」
ーー最後に一言意気込みをお願いします。
「まずは上のチームの練習に入って、紫紺を着れるチャンスを得られるように頑張りたいです。大学4年間で絶対に優勝することが目標です」
[田中佑太]
◆萩原 周(はぎわら・しゅう)商1、大阪桐蔭高、173センチ・74キロ
自粛期間にハマったのは筋トレ。ベンチプレスが115キロまであがるようになったという
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