
(31)新風~2020のルーキーたち~ 為房慶次朗「体を張って仲間を鼓舞する」
今年度も次世代の紫紺を担う若者たちが入部した。3年後に創部100周年の明大ラグビー部。本企画では、100周年を最高学年で迎えるメモリアル世代、計24名のルーキーに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。7月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第11回は為房慶次朗(文1=常翔学園)のインタビューをお送りします。
ーー明治に進学した理由を教えてください。
「明治といえば、FWを武器にしていて、とても強いというイメージがありました。自分もFWなので、一番自分を成長させられると思い、明治に決めました」
ーー常翔学園高での練習はいかがでしたか。
「自分は高校の時からスクラムを意識して練習してきましたし、スクラムに一番自信があります。より一層、高校で得たスクラムの技術に磨きをかけて、試合で使えるものにしたいです。また、高校の時はキャプテンをやっていて、リーダーシップを学びました。まだ1年生ですが、学年関係なく、1年生でも引っ張っていけるような選手になりたいです」
ーー同期に対してはどのような印象でしょうか。
「上手な選手がとても多いです。プロップもライバルはたくさんいますけど、みんな違ったタイプなのかなと個人的には思っています。どんなタイプが明治のプロップとして求められているかはまだ分かりませんが、お互いに切磋琢磨しあって、お互いが成長できたらと思います」
ーー参考にしたい先輩はいますか。
「キャプテンの箸本龍雅さんです。身体を張って、仲間を鼓舞するようなプレーには憧れます。自分も身体を大きくして、身体張って、仲間を鼓舞するようなプレーをしていきたいです」
ーーどのようなプレーを見せていきたいですか。
「常翔学園ではタテ突破を意識して試合をやってきました。先ほど言ったスクラムもそうですが、積極的にタテへの攻撃を仕掛けていきたいですし、自信もあるので、果敢に試合で見せていきたいですね。タックルに関しても、自分のところにきたら必ず止められる自信はあります。守れるFWというのも大事だと思います」
ーー成長させたいことは何ですか。
「やはりまだまだスタミナが足りないと思うので、スタミナをつけたいです。体重は維持したまま、体脂肪率を下げられたらと思います。あとは、ブレークダウンの攻防のところも、まだまだ甘いと自分では思っているので、練習して強くしていきたいです」
ーー4年間の意気込みをお願いします。
「なんと言っても、大学選手権優勝ですね。4連覇したいです(笑)」
[内山嶺]
◆為房 慶次朗(ためふさ・けいじろう)文1、常翔学園、180センチ・115キロ
乃木坂46の白石麻衣推しだったが、最近は齋藤飛鳥や秋元真夏も推しているそう。好きな食べ物は焼肉で好きな部位はレバー、特に生レバーだそうだ
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