
(30)新風~2020のルーキーたち~ 住吉一晟「差がつく部分を一つ一つ積み上げていく」
今年度も次世代の紫紺を担う若者たちが入部した。3年後に創部100周年の明大ラグビー部。本企画では、100周年を最高学年で迎えるメモリアル世代、計24名のルーキーに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。7月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第10回は住吉一晟(文1=国学院久我山)のインタビューをお送りします。
ーー明大に進学した理由を教えてください。
「大学ラグビーで一番成長するという観点で見たときに、明治なら自分がラグビーをやる上で一番成長できると思ったからです」
ーー国学院久我山高はどのようなチームでしたか。
「久我山では細かい一つ一つのプレーだったり、諦めずにやり抜くということを学びました。プレーにこだわりを持つことも学びました。1メートルゲインをするだけでも、全体を通して大きな意味を持つと思います。粘り強く、がむしゃらに前へ進むことを大学でも意識していきたいです」
ーー代の雰囲気はいかがですか。
「第一印象はリーダー気質の選手が多いなという印象です。さまざまなバックグラウンドを持った選手がいるので、学ぶことは多いと思います。あとはオンオフの切り替えがメリハリを持ってできている気がします。オフの時は元気にワイワイして、やる時はやるという感じです」
ーー目標にしたい先輩はいますか。
「今の4年生の先輩はフランカーが多いので、いろいろなことを吸収できると思います。繁松(哲大)先輩(政経4=札幌山の手)や柴(大河)先輩(法4=国学院久我山)を目標にしたいです。特に柴先輩は同じ久我山出身で同じ部屋の先輩でもあり、とても優しい先輩です。スピードの部分で、どうアタックしていくか、守りの部分でもたくさん学べる部分があると思うので、できるだけ吸収して生かしていきたいです」
ーー今後武器にしたいプレーは何ですか。
「自分はタックルを武器にしたいです。タックルは気持ちと身体が顕著に差として出てくると思います。差がつく部分を意識して一つ一つ積み上げていって、試合で生かしていければなと思います」
ーー不得意なプレーはありますか。
「得意としたプレーはタックルなんですけど、個人的に左タックルが苦手で、あえて右で入ってしまうことがあります。今までも逆でタックルに入って、けがとかにつながってしまうことが多々あったので、そこは練習で改善して、左右問わずタックルを武器にできればなと思います」
ーーオンライン授業はいかがですか。
「zoomの授業が思ったより楽しいです。自分は日本史学専攻で、史学概論という授業があるんですけど、それが先生の話を1時間ぶっ通しで聞く授業でとても大変です(笑)。課題も出さないとなので」
ーー文学部はご自身が希望された学部ですか。
「そうですね。将来的に先生という職業もいいかなと今は思ってます。変わるかもしれないですけど、先生になったら、ラグビー部の監督になってラグビーを次の世代に教えられればなと思います」
ーー最後に4年間の意気込みをお願いします。
「まずは、練習頑張って紫紺を着るというのが目標です。最終的には、4年生になった時、ちょうど創部100周年ということなので、それにふさわしい結果が残せるように頑張りたいです」
[内山嶺]
◆住吉 一晟(すみよし・いっせい)文1、国学院久我山、182センチ・93キロ
暇な時間はネットフリックスで映画を観る。好きな女優は清野菜名
関連記事
RELATED ENTRIES