
⑷「応援してくれている人に元気、勇気、笑顔を与えられるようなプレーをすることがファンの皆様への恩返しだと思う」硬式野球部 北本一樹(文4=二松学舎大付)
2019年度もあとわずか。今年度も明大体育会全46部からたくさんの選手たちが旅立ちの日を迎える。部活動にささげた大学4年間。その裏には、幾多のドラマがあった――。本企画では、そんな卒業生たちから生まれた数々の〝名言〟を紹介していく。
「応援してくれている人に元気、勇気、笑顔を与えられるようなプレーをすることがファンの皆様への恩返しだと思う」
◆硬式野球部 北本一樹(文4=二松学舎大付)
秋季リーグ戦事前取材の際に放った一言。副将としてチームを38年ぶりの日本一へと導いた北本は、誰もが認めるチーム1の人格者。プレーだけでなく、私生活でもチームを引っ張り、代々続く〝人間力野球〟を体現してみせた。
ラストシーズンとなる秋季開幕を迎えるにあたり「もう一度野球をやる意味を問い直した」。ファンへの感謝と恩返しを誓い臨んだが、結果は5位。悲願の4冠とはならなかったが、北本をはじめとする明大ナインの思いは確実にファンの心に届いたはずだ。最終戦を終えた北本は「いつも頑張ろうと思えたのはファンの方々の声援があったから。ありがとうございましたという言葉しかない」と改めて感謝を口にした。
[加川遥稀]
≪番外編≫
◆スケート部(アイスホッケー部門)・磯部裕次郎(政経4=武修館)
「ケガして一回どん底まで落ちてなかなかトンネル抜け出せなかったけど、どん底を味わったから一皮二皮剥けて新しい自分としてパワーアップして戻ってこれた」
◆アメリカンフットボール部・徳茂宏樹(国際4=関西大倉)
「去年の自分を〝OVER〟できるように。チームとしても学生日本一になるため、昨日のチーム、過去のチームを〝OVER〟できるように」
◆バレーボール部・小松一哉(政経4=雄物川)
「日本一を取れるチームだと思うから」
※本企画は23日までの10日間、連日連載いたします。明日もお楽しみに!
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