
(58)全日本選手権 演技後インタビュー 女子FS 松原星、佐藤伊吹
4日間にわたり熱戦が繰り広げられた全日本選手権。明大からは樋口新葉(商1=開智日本橋学園)、松原星(商1=武蔵野学院)、佐藤伊吹(政経1=駒場学園)の3人がFS(フリースケーティング)に出場した。今回はFS演技後の松原、佐藤のコメントをお届けします。
松原
――演技を振り返っていかがですか。
「フリップは締められなかったし、ループも転んでしまいましたけど、とりあえずここまでまとめられたのは良かったと思います」
――ジャンプについてはいかがですか。
「もう最下位候補と思ってやっていました。本当にフリップは練習していなかったので、公式練習でも飛べなくて、これは最下位かもしれないと思っていたのでよかったです」
――スピン・ステップについてはいかがですか。
「体力が持たないことはわかっていたので、最初からスピードを出さずにやりました」
――今年はケガに悩まされた1年でした。
「もう嫌です(笑)やっと今年終わるなという感じです」
――点数を見ていかがですか。
「2つも(ジャンプを)失敗したので、出たほうなんじゃないかなと思います」
――2年連続での出場ですが、去年との違いはありましたか。
「去年はSP(ショートプログラム)が後半グループで去年の方が歓声がすごかった気がします。FSはそこまでではなかったのですが、SPのあの歓声は忘れられないですね。なので去年よりは全然緊張はしなかったです」
――今後の目標を教えてください。
「ケガをしない。とにかくケガをしないように頑張ります」
佐藤
――演技を振り返っていかがですか。
「練習では良かったのでノーミスしたかったというのが一番でした。ループが本番でおかしくなってしまったのですが、それ以外はまとめられたので、練習が少しは生きたかなと思いました」
――冒頭のループの失敗後、うまく立て直していました。
「東インカレ(東日本学生選手権)の時に最初のジャンプで同じ失敗をしていて、今回はここから崩れちゃいけないと思っていました。少しでも順位を上げたかったので、強い気持ちでいけました」
――ステップ・スピンに関してはいかがでしたか。
「スピンはレベル4と聞いたのですが、あとは加点がどのくらいついてるかを見ないとわからないです。スピンはあまり失敗がないので、普段からちゃんとやっていれば本番でもそれが出るので、ちゃんと練習していこうと思いました」
――ご自身で点数を見ていかがですか。
「SPが50点になってしまって、FSでも100点越えを目指してたので、150点は超えたかったなという感じです」
――SPでミスがあって、そこからどう切り替えましたか。
「SPが終わった時はFSで滑れると思っていなかったので、順位もここから下がらないから、せっかく出させてもらってるからには楽しもうと思っていました」
――緊張はされましたか。
「SPは緊張してたのですが、今日は緊張していなかったです」
――昨年度はSP落ちでしたが、2年ぶりのFSはいかがでしたか。
「楽しめたと思います。上の方までお客さんが見えて、すごく応援してもらって嬉しいなと思いました」
――今後の目標を教えてください。
「今年は練習してきたことをそのまま演技に出すということがあまりできない試合が多かったので、来年はそれを一番の目標にして気持ち的に強くなれるようにしたいです」
[加川遥稀]
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