(56)全日本選手権 演技後インタビュー 女子SP

 熱戦が続く全日本選手権。樋口新葉(商1=開智日本橋学園)が4位、松原星(商1=武蔵野学院)、佐藤伊吹(政経1=駒場学園)もFS(フリースケーティング)進出を決めた。SP(ショートプログラム)演技後の選手のコメントをお届けします。

大矢里佳(商3=中京大中京)

ーージャンプを振り返っていかがですか。

 「なぜあのようになってしまったかまだよく分かっていないので、しっかり振り返って反省しようと思います」

 

――今大会に向けてどのような練習をしてきましたか。

 「東日本選手権が終わってからはジャンプの跳ぶ回数も増やして練習してきていて、成功率も上がっていたので、良い練習ができていたと思っています」

 

――昨日までの調子はいかがでしたか。

 「昨日はフリップがなかなか決まらず、30分間練習の最後の方には氷にも慣れてきたので悪い練習ではなく自信がなかったわけではないです」

井上千尋(商2=椙山女学園)

――演技を振り返っていかがですか。

 「憧れの舞台で滑ることができて楽しかったんですけれど、緊張してジャンプが入らなかったので悔しいです」

 

――スピンは高い評価を受けました。

 「スピンは全日本のために練習してきていて、その成果が出たかなと思うので、少し嬉しいです」

 

――コーチとお話したことはありますか。

 「大きく体を動かして伸び伸びと滑ってらっしゃいと言われたので、それは気をつけようと思っていました。終わった後はジャンプが惜しかったねと言われました」

 

佐藤

――演技を振り返っていかがですか。

 「練習では最初の3―3も良かったので、それを本番で出せなかったことがとても悔しいです」

 

――これまでの経験を踏まえて意識したことはありますか。

 「たくさんお客さんのいる会場で滑ることに3回目の今日は初めてと違って、少し慣れてきたと練習の中で感じていました。その雰囲気につられないように自分の演技に集中しようと意識しました」

 

――改めて点数を振り返っていかがですか。

 「最初のジャンプに失敗しても、その後のジャンプをしっかりやることは練習してきていて、それは出せました。ステップスピンもレベルは取れていて、点数には納得はしていないですけれど、まあまあかなという感じです」

 

樋口

――演技を振り返っていかがですか。

「ジャンプは3―3でステップアウトしまいましたけれど、他は良かったと思うので、このままダメだったところを見るのではなくて、できることを考えられるように前を向いてやっていきたいと思います」

 

――演技前をどのような気持ちでむかえられましたか。

「本当に死ぬほど練習してきたので、それが自然に出るのではないかと思っていたので、あまり緊張もせず、落ち着いて良い演技ができたのではないかなと思います」

 

――どんな気持ちで滑られましたか。

「一番自分が目標にしている大会で、ここで落ち着いて自分らしく思い切って滑れるようにということを練習してきたので、本当にショートではそれができたのではないかと思います。ミスをしてしまったところもありますけれど、練習では全然そのようなミスはなかったと思うので、フリーでも思い切り跳んで滑りたいなと思いますし、この次の大会ができるように強い気持ちで頑張りたいです」

 

――体全体の調子はいかがですか。

「今までの試合の中では一番動けていたと思います。このまま緊張し過ぎないようにしたいです」

 

――トリプルアクセルには挑戦されますか。

「とても跳びたい気持ちはありますけれど、本当に次の試合があるようにするためにはあまりミスがあってはいけないと思うので、本当に明日の練習と明後日の公式練習で調子が良ければ入れていきたいです」

 

松原

――今大会に向けて練習量は積めましたか。

「フリップ、ルッツはほとんどやってきておらず、少ししか練習できていない状態で、ショートを通過できるようにと思っていました」

 

――2回目の出場で緊張感はありましたか。

「今年はそこまで緊張していたわけではなかったですが、緊張してしまったので、うーんという感じです」

 

――足の状態はいかがですか。

「東日本選手権の時よりは痛くないですけれど、治ってはいないです」

 

[大西健太、中野拓土]