(40)1万メートル記録挑戦会 レース後コメント(③金橋佳佑・鈴木聖人・手嶋杏丞・中嶋大樹)
大舞台まであと1カ月。23日に行われた1万メートル記録挑戦会で計15人の選手が自己ベストを更新した。中でも小袖英人(政経3=八戸学院光星)は全体4位の28分34秒33をマーク。追い上げる下級生と、それに負けじと奮起する上級生。この勢いに乗り、チーム一丸で箱根路に挑戦したい。今回はレース後の各選手のコメントを掲載する。
(この取材は11月23日に行われたものです)
金橋佳佑(政経2=札幌山の手)
7組1着 29分13秒20(自己新)
ーー今日のレースを振り返っていかがでしょうか。
「阿部(弘輝・政経4=学校法人石川)さんが引っ張ってくれる予定だったのでそれに付いていくだけだと思っていました。5000メートルくらいまでは余裕があって、佑樹さん(山本駅伝監督)からも余裕があったら上げていいと言われていたので自分のペースで行った感じでした」
ーーコンディションはいかがでしたか。
「気温はあまり気にならなかったですけど、風がバックストレート強くてそれがなければもう少しいけたかなとは思いました」
ーー全日本駅伝を見ていてどう思いましたか。
「出たかったというのはありましたし、自分が走ったらもしかしたら、とも思いました。でも、走れなかった悔しさも今回に生きてきたかなと思います」
ーー1年生の走りはいかがでしたか。
「下條選手(情コミ1=東京実)は練習が全くできていなかったですけど、今回はベストも負けているので試合では本当に強いと思いました」
ーー来年の目標は何でしょうか。
「春は関東インカレでハーフマラソンを狙いたいと思っているので春先レースをこなしながら、来年は5000メートルも1万メートルも自己ベスト出していけたらなと思います」
鈴木聖人(政経2=水城)
10組10着 28分48秒12(自己新)
ーー今日のレースを振り返っていかがでしょうか。
「しばらくの間、陸上を離れたかったですけど、ここでもう1回陸上を頑張ろうという、箱根につなげられるような記録会になりました」
ーーこのレースが良いきっかけになりましたか。
「全日本駅伝はあまりプラスに捉えにくかったですけど、今回のレースはかなりプラスになったかなと思います。靴も箱根駅伝にも使えるロードシューズでした」
ーースランプから解き放たれたという思いが強いですか。
「夏が終わってから、なかなか走れなくて、箱根予選会も全然ダメで。練習をしっかりやったのに結果が出ないなと思っていました。それで逃げる方向ばかりにいっていたので、今日の結果は本当に素直にうれしいです」
ーーチームの状況という点でも同期の活躍は刺激になりましたか。
「自分だけ伸びてないと思って比較していて、プラスに考えられなかったですけど、今日の結果で自分もまだ走れるという思いが強くなりました。絶好調と思ってスタートライン立てるようにしていきたいなと思うので、あとは気持ちと練習だけこなしていこうかなと思います」
ーーご自身を含めても、チームの状況が上向いてきたのではないでしょうか。
「中間層が記録出して、上の人がしっかり走れていますね。新たに手嶋杏丞(情コミ2=宮崎日大)という強い選手が出てきて、自分の学年でとてもうれしいです」
手嶋杏丞
10組6着 28分40秒72(自己新)
ーー今日のレースを振り返っていかがでしょうか。
「28分台という目標があって、調子も悪くはなかったのでとりあえず28分台が出て良かったと思います」
ーーコンディションはいかがでしたか。
「風もきつかったのですが、気候としては良かったのでこういう結果になったのかと思います。調子は良くも悪くもなかったのですが、どちらかと言えば良い方でした」
ーー序盤から飛び出しましたが、プラン通りのことでしたか。
「本当は出るつもりなかったですけど、ペースが落ちた気がしたので自分でペースを上げたいと思いました。他の人が出てきてくれたので、出たことに対して後悔はあまりないです」
中嶋大樹(文2=国学院久我山)
6組1着 29分37秒00(自己新)
ーー今日のレースを振り返っていかがでしょうか。
「自分が思っていたよりも良いタイムで走れて、途中も結構我慢して最後出るとこは出たので、良いレースだったと思います」
ーー自己ベストを大幅更新できました。
「昨年のこの大会で、29分出ると思っていましたが、あまり良い結果ではなかったです。1年ぶりに走ってリベンジ達成できて良かったと思います」
ーー今年春先から調子悪かったようですが、これで取り戻せたという感じですか。
「春先もそこまで調子は良くなくて、夏にケガしてしまって、今回練習積めてない中でのレースになったので1年の締めくくりの中では良いレースだったと思います」
ーー今回の目標タイムはありましたか。
「ベスト更新とそれに付随していけるとこまでいくってことだったので、具体的なタイム設定とかは特になかったです」
ーーレースプランはありましたか。
「組のメンバーを見てもあまり早い人がいなかったので、その中で自分のペースが作れるだったら自分のペースでいって、最後途中で我慢してペース上げるというプランでした」
ーー来年の目標は何でしょうか。
「1月から3月はハーフとかになってくるのでしっかり体力を付けてレースに臨めればいいなと思います」
[競走部担当一同]
第96回箱根駅伝まであと35日。
関連記事
RELATED ENTRIES