
田村優選手が母校に凱旋! トークイベント開催‼
世界を驚かせた男が明大に帰ってきた。ラグビーW杯で活躍した田村優選手(平23文卒・現キヤノンイーグルス)が11月20日に駿河台キャンパスで学生向けトークイベントを行った。
–先日のラグビーW杯はどれくらい緊張していたか
「開幕前に南アフリカとの試合があって、その後3、4日休みがありましたが、その辺から緊張はしていました。15年のW杯で3勝して、今回は自国開催なのでその成績が最低ラインだと思っていました。そこは超えなければいけないので、4連勝しかありません。初戦のロシアは格下なので、勝ち点5を取らないといけない。本当にいろんなことを考えていました。また、日本人はミーハー気質なところがあるので、今回は大きく盛り上がるチャンスでした。逆にここで駄目だったらラグビーが注目されることは一生ない。そのプレッシャーを開幕前、ロシアとの試合では感じていました。」
–大学時代と今を比べて
「舞台も違いますし、背負う責任も違いました。今は国民の皆さんの期待を背負っているので。大学ラグビーは楽しかったです。でも、楽しいくらいで必死こいて準備するほどそこまでラグビーに熱中していなかったのかもしれないです。今も楽しいことに変わりはないですが、責任が何もなかったです。」
–今の明大で注目している選手は
「キャプテンの武井選手です。彼は高校も一緒なので。この前の慶大戦を少し見て、勝ちましたけど、まだまだ力はあると思うし、もっともっと良いラグビーをしてほしいと思います。」
–大学生にエールを
「これからいろいろな大変なこと、つらいことがあると思いますが、まず自分の好きなことをやるようにしましょう。嫌な仕事は辞めた方がいいですし、好きじゃないことを仕事にするほど辛いことはないです。好きなことだったら全力でやれると思うので、好きなことを100%全力でやってください。応援しています。」
◆田村優(たむら・ゆう)平23文卒。キヤノンイーグルス所属。ポジションはスタンドオフ。自国開催となった今年度のW杯ではキッカーも務め、合計51得点でランキング4位に入った。大学4年間の対抗戦での明早戦は通算1勝3敗で負け越し
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