
相良監督インタビュー 「FWがカギになる」
–現在の4年生には下級生から試合に出場していた選手が多い
「齋藤や岸岡は〝スーパー1年生〟のような扱いで最初から試合に出場して以降、ずっと活躍しています。また彼ら以外の4年生もそれぞれの個性があってリーダーシップを発揮するようになりました。最上級生になってプレーや言動が変わった人間もいます。今後、試合に出場できない4年生が自分自身の役割や日本一になるために何ができるのかということを考えて行動できるかが重要になってきます。」
–今年度のチームの特徴は
「下級生から出ているメンバーが多く残っているという面では自信があります。また今年のチームはFWがウイークポイントと思っていたので、セットプレーや近場のアタックの部分でのFWの成長がチームの成長につながりました。明大のような強いチームと優勝を争う際には、強化されたFWがカギになってくると思います。」
–今年度の明大の印象は
「タレントぞろいな印象です。FWが強いこともさることながらBKにも優れた選手が多いので非常にバランスの取れた強いチームだと思います。人材だけではなく取り組む姿勢やベースの部分がしっかりしているチームです。」
–試合の意気込みは
「早明戦はお互いのカラーを出し合うゲームだと思います。昔のような縦の明治、揺さぶりの早稲田というわけではないですが、お互いの強みがぶつかり合うような試合を展開していきたいです。」
【聞き手・清水康佑】
◆相良南海夫(さがら・なみお)選手から「優しいお父さんのような存在」と慕われる。
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