
(28)箱根予選会 レース後コメント②(河村一輝・岸哲也・大保海士)
第一関門は難なく突破した。手嶋杏丞(情コミ2=宮崎日大)が驚異の全体9位でゴール。新たな英雄の活躍もあって昨年度より1つ順位を上げ4位で予選会通過を果たし、明大は61度目の箱根駅伝出場を決めた。
今回はレース後の選手たちのコメントを振り返っていく。(この取材は10月26日に行われたものです)
※小袖英人選手(政経3=八戸学院光星)については、体調不良によりレース後取材を行っていないため取り上げておりません。
河村一輝(政経4=大垣日大)
――自分の結果についてどうお考えですか。
「今回はチームとしての結果が出ればそれでいいので、順位的にはあんまり気にしていないです。他のレース展開をすれば、もっと順位も上がったかもしれないですし、順位では考えてなかったですね。タイムは少し遅いので、暑かったとはいえ公園に入ってから、もう少し絞りださないといけなかったかなと思います」
――疲れはありますか。
「疲れはあります。でもチームの流れからしても昨年度も同じ流れで出て、練習メニューも同じような感じで行っていて、昨年度シードまであと少しというところまでいっていたので、悪くないという感じで上がって行くと思います。今年度はシードを取りたいなと」
――全日本駅伝への意気込みをお願いします。
「競り勝つ走りをしてきたいと思います。競って競って、ちゃんとラストスパートを切って勝てる走りをしたいです。中距離だけじゃなく長距離でもできれば、きっといい結果がついてくると思うので」
岸哲也(商4=国学院久我山)
――率直な気持ちをお願いします。
「4年生としてチームの集団走を引っ張るという役目があったんですけど、暑さもあって5キロあたりからきつくなって後輩に任せてしまったのはふがいない気持ちです」
――監督からの指示はどういうものでしたか。
「ペースを3分3秒で15キロまで集団を引っ張ってほしいと言われていたんですけど、その役目を果たせなかったという形です」
――全日本駅伝、箱根駅伝と続きますが、個人とチームの目標は何ですか。
「全日本駅伝では自分は外れたんですけど、チームでシード権取れるように頑張ってもらいたいです。そこから個人のレースがいくつかあるんですけど最終的に箱根駅伝の復路で有終の美を飾れたら、後悔なく陸上競技を引退できるので最後まで諦めずに頑張りたいと思います」
大保海士(法3=東海大福岡)
――最初は集団走でしたね。
「僕は一番後ろからスタートして、最初から置いていかれてそこから追い付く気力と体力が最初からなくて、3キロくらいからきつく感じていました」
――最初付けなかったのは前に他大の選手が入ってきたからですか。
「まあそんな感じです。アップの段階で結構調子いいと思っていたのですが、いざ走り出したらそんなスピードに対応できなくてあんまり良くなかったです」
――感じた課題は何でしょうか。
「練習はできているのですが、レースペースの練習で結構対応できないことが多くて、それが課題です。3分くらいで押していく練習をもっとしていかないといけないなと思います」
――今年度中に出したいタイムはありますか。
「今年度は本当に全く走れていないので、とりあえず人並みに走れるようにはしたいです」
[競走部担当一同]
第96回箱根駅伝まであと66日。
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