(16)秋季関東大学1部リーグ戦直前インタビュー 鎌田佳朗

2019.09.05

 9月7日に秋季関東大学1部リーグ戦が開幕する。春季リーグ戦3位、東日本インカレベスト4の成績を収め、来たる全日本インカレに向けてまた一歩チームとして大きな前進を誓う選手達。今回は秋季リーグ戦で活躍が期待される4選手を取材した。第3回はOH鎌田佳朗(法4=東亜学園)のインタビューをお送りする。

(この取材は8月30日に行われたものです)

 

――ここまでのシーズンを振り返っていかがですか。

 「結果の数字だけを見れば例年より良い成績を残していると思うのですが、今年のメンバーや昨年の過程を考えるとやっぱりもっといい成績を残さなければと思います。シーズン前半戦終わって、チーム内でのコミュニケーションなどの部分からミーティングで見直して夏はやってきたので、その成果を後半戦出せたらいいなと思っています」

 

――どのようなミーティングを行ったのですか。

 「そもそもミーティングの参加意識が個人で差があったなと思います。上級生の中でも4年生が特にですが、一番しっかりしなければならないですし、他のチームを見ても4年生がしっかりしていて軸になっているチームが結果を残しているので、小松(一哉主将・政経4=雄物川)中心となって話し合ってという感じです。練習メニューも毎週というかここ2週間は3、4年生で一週間を振り返って、何をしたいかで練習決めていくという感じでやっていて、特に上級生は納得した形で練習に取り組もうとなっています」

 

――自身の調子はいかがですか。

 「ぼちぼちです。僕はリーグの2、3週間前に変に調子が良くなってしまうので今はそれなりにいいと思うのですが、試合にベストの状態を持っていけるように頑張ります」

 

――合宿での手応えはありましたか。

 「一週間と長く、とてもレベルの高い相手とやらせていただいて、このプレーは通用するというのももちろんありましたし、逆にジャンプサーブに対してのサーブカットというのが一番課題としてあったと思うので、秋季リーグまでに修正しなければいけないなと合宿の中で感じました。攻撃面やディグの部分に関してはみんな触ることができていたので、その部分はそれなりのレベルにあるんだなと思いました」

 

――秋に向けてチームの雰囲気はいかがですか。

 「結構練習も集中してやれていると思いますし、春季リーグと東日本インカレが終わって僕とか小松とかはかなり悔しい思いをしているので、秋季リーグに向けて気合いは入っています。試合に出ているメンバーもそうではないメンバーも、練習のなかで良いプレーが出ているなという部分が多くなってきたので、もっとコミュニケーションなどが取れてきたらさらに良いチームになると思います」

 

――秋季リーグの目標をお願いします。

 「もちろん優勝を狙えると思っているので優勝したいではなくて、するという気持ちでしっかり全日本インカレのシードをとって良い形で最後に向けていけるように頑張りたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[青木優実]

 

◆鎌田 佳朗(かまた・よしろう)法4、東亜学園、182センチ、68キロ