(45)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~商学部編Ⅱ~ 鎌田詩温×樋口新葉

 ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は商学部の鎌田詩温(商4=札幌一)と樋口新葉(商1=開智日本橋学園)対談をお送りする。

(この取材は7月31日に行われたものです)

 

――大学在学中に研究したいことはありますか。

樋口(以下:樋):ゼミの仕組みがまだあまり理解できていなくてどういうゼミがあるのかもわからないですけれど、1年生からゼミに入っている子もいたので、単位が取れるゼミに入れたらいいなと思います。

鎌田(以下:鎌):商学部は2つゼミに入れるので、自分はゼミに2つ入っています。1つは川口啓太先生という野球部の元監督がやっている野球の視点からスポーツマネジメントを学ぶゼミです。もう一つは人的資源管理という人材雇用について学んでいます。それは自分が社会で働くにあたって学びたいと思い、働き方について研究して卒論もそのテーマで書こうと思っています。

 

――卒論の進み具合はいかがですか。

鎌:今のところは最悪ですね。

樋:どれくらい書きますか?

鎌:2万字くらいかな。

樋:えーー!私が今まで書いてきたはるか上!私には無理です。

鎌:新葉もこれから書きますよ。きっと同じゼミ入りますよ。

樋:大学は未知なので、先輩に聞くしかないですね。

 

――鎌田さんから大学生活に関して助言はされますか。

鎌:全然ないです。

樋:そうですね。

鎌:授業は少し考えてあげます。でも本人が本当に勉強したいこともあって、そういうところを優先で、授業の単位の取れやすさや出席とレポートがどのような批准で単位が決まるのかを教えてあげることはしています。でも教えてあげようと思ったころにはかなり自分でやっていて、「あれっ?俺の出番がない…」という感じです。

鎌:もう少し先輩ズラしたかったです。

樋:いやいやー(笑)単位を取ることは自分がスケートと学校を両立する中で一番大切なことでした。単位の取りやすい授業を履修する上で、周りの子が言っている単位の取れやすい授業と、先輩たちが言っている単位の取れやすい授業が少し違うこともあり、年ごとによっても違うので、自分で多く情報を集めてやるしかないなと思います。

 

――友達はできましたか。

樋:知らない人にも「この授業はどういう授業ですか?」と聞くことはしています。

鎌:知らない人に話しかけるのはすごいね。

樋:誰も知っている人がなかった時は自分からいくしかないので、自分からいきます。

鎌:1年生の時に僕も1度そういうことはありましたけれど、とてもベタな感じで、隣の勉強できそうな女の子に、シャーペンを忘れたから貸してもらっていい?と聞いて、それから少し話すというベタなやり方をしていました。

樋:私は7月に入ってから1回も出られていない授業があって、それは自分の中で絶対に単位を取ることができないと思っていました。しかも計算をする授業で、レジュメが大切で、授業内で大事なスライドが写されていたりもしていましたが、諦めずに最後の一回だけ出ました。

鎌:諦めない姿勢を見せることは大切だね。

樋:最後の授業で目の前に座っていた人に話しかけたら、その人は2年生でかなり親切に教えてくれましたけれど、「え、1年生でしょ? なんでこの授業取っているの?」と言われて、「え、何でですか?」と言ったら、1年生で履修している人は私しかいなかったみたいです。詩温くんにオススメされたので履修したのですが。

鎌:いやー、僕の年とは違ったよね。でもいいよね。普通に授業受けてて、樋口新葉に話しかけてもらえるんだよ。普通嬉しいけどね。

樋:思ってないこと言っていますね(笑)。

鎌:いやいやー、思っています。

 

[大西健太]

 

記事のアップが1日遅れてしまい申し訳ございませんでした。

続きは明日11日アップ予定です。

お楽しみに!