
ルーキー特集(4)得意のドライブで相手を制する オールラウンドスコアラー 若月遼
新たな風が明大を加速させる。春のトーナメントでは2部の関東学大に初戦で敗れ苦渋を味わった。常田耕平主将(政経2=正智深谷)率いる新人戦では結果を残し秋のリーグ、インカレに向け弾みをつけたい。本特集は明大に進化をもたらす期待のルーキー7人を紹介する。
6人目に紹介するのはSG若月遼(政経1=北陸)。実践学園中時代には全国優勝した経験を持つスーパールーキーだ。持ち味のドリブルを生かし、相手のゴール下まで素早く切り込み相手をかく乱する。京王電鉄杯では3Pシュートを含むアウトサイドシュートを3本決めるなど、内外問わず活躍。相手を圧倒する積極的なプレーで攻撃の要となり、明大を勝利に導く。(この取材は5月16日に行われたものです)
――バスケを始めたきっかけは何ですか。
「兄がバスケをやっていて、一緒にやっていたのがきっかけです」
――明大を選んだ理由を教えてください。
「明大を選んだ理由は、本当は違う大学に行きたかったのですが、親とも相談して将来を考えたら、明大は有名で、勉強にも力を入れられると思ったからです」
――入学前の明大のイメージを教えてください。
「学校のイメージは、本当にめちゃくちゃ頭がいいイメージでした。部活は、前から知っていた通り、留学生を取っていないので日本人だけで頑張る良いチームだなと思っていました」
――部の雰囲気はどんな感じですか。
「部の雰囲気は、他の大学に比べたら仲が良いほうだと思います。いろいろ練習中も言い合ってできているのでいいと思います」
――自分の強みはどこですか。
「自分はドリブルが得意で、そのまま勢いのあるスピードで持ち込むことができていると思っています。そこで相手をかく乱したりすることが自分の強みです」
――チーム内での自分の役割は何だと思いますか。
「1年生なので、少しでも出させてもらったら、ちょっとでもチームを勢いづけられるようにということが自分の役割だと思っています。試合に出なくてもチームの仕事とか徹底できたらいいなと思っています」
――どのようにチームに貢献していきたいですか。
「去年とかも、明治は1部に残っているのですが順位が下の方なので、1勝でも多くできるように貢献できたらなと思います」
――同期はどのような存在ですか。
「ふざけるときは一緒にふざけて楽しいし、練習中はお互いに言い合っていてやれているので、そこのメリハリがしっかりできています」
――試合中に意識していることはありますか。
「とりあえず1点でも多く取らないと落ち着かないので、試合の最初は点を取るように意識しています」
――相手チームには留学生選手も多いですが、対策はありますか。
「高校時代は留学生と一緒にやっていて、その時思ったのが、留学生が日本人に付いた時に機敏には動けなくなってしまうので、外に留学生を連れ出して出して攻めることです」
――新人戦への意気込みをお願いします。
「新人戦はいつもより長く出させてもらえると思うので、その分しっかり結果を残せるように頑張ります」
――これから1年間の目標をお願いします。
「まずは、体が全然できてないので、しっかり体づくりをしつつ、自分の持っているものを伸ばせたらなと思います」
――4年間を通しての目標をお願いします。
「勉強の面ではとりあえずしっかり卒業して、バスケもしっかりインカレやリーグ戦で最近出せていないようないい結果を出して、将来自分の目標としているものになれたらいいなと思います」
――吉村公汰選手(営1=土浦日大)の紹介をお願いします。
「小学校から知っていっていて、体も強くドライブもできて、外からのシュートが上手いので、止めにくい良い選手です」
――ありがとうございました。
[伊藤理子]
◆若月 遼(わかつき・りょう)政経1、北陸、182センチ・73キロ 登録ポジションはSG(シューティングガード)。7月13日生まれ。将来の夢はBリーガー。
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