(33)関東学生選手権 演技後インタビュー 樋口新葉
ゴールデンルーキーたちが堂々の大学デビューを飾った関東学生選手権。今回は演技終了後の樋口新葉(商1=開智日本橋学園)のインタビューをお伝えする。
――演技を振り返っていかがですか。
「練習がいつもよりも足りていなかったなと思ったことと、試合が久々だったので、緊張があって思うようには演技できませんでした。けれど、学生大会の雰囲気がとても楽しく、また滑りたいと思いました」
――練習が足りていないのは学業の影響もありますか。
「SP(ショートプログラム)を作ってから、まだ日が経っていなかったこともあります。また本当に学校との両立がかなり難しいです」
――どのような課題をもって今大会に臨まれましたか。
「失敗しないことを考えていました。特に最後のループはいつも練習でも失敗していたので、なるべく滑らせて落ち着いて跳ぶように心掛けていましたけれど、少し力んだかなと思います」
――最後にミスをしてしまったループは今後の課題になってきますか。
「フリップがインサイドで跳べるようになれば、フリップに変えたいなと思っていますけれど、それまではループでやっていきたいです」
――今大会での収穫は何かありましたか。
「同世代がたくさん出ている試合なので、大きな大会に向けての練習にもなりましたし、あとは学生の大会は本当に独特の雰囲気があるので、そこに慣れていけるようにしたいです」
――2位という結果はいかがですか。
「失敗もあったので悔しいです。今回は1位になれるプログラムだっただけに1位になれず悔しいので、次は頑張って勝ちたいと思います」
――学生大会の雰囲気はいかがでしたか。
「違う大学の選手も応援してくれて、ハイタッチもして、とても温かい雰囲気だったので、とても好きです」
――今後はどのようなプログラムに仕上げていきたいですか。
「海外でも評価されるようなプログラムだと思うので、もっと磨くところをたくさん磨いて、そこでプラスをもらえるようにしていきたいです」
――大学生活はいかがですか。
「授業によっている友達が全く違うので、情報がやりとりしづらいです。ほとんど学校に行けていなかった時もあったので、とても大変です」
――友達はできましたか?
「一応できましたけれど、もう少し作らないと大変かなと思います(笑)」
――学業との両立で今後不安なことはありますか。
「テストの感覚や雰囲気が全然わからないです。どういう感じで始まるのだろうという感じなので、とにかく前期を頑張りたいと思います」
――今後に向けて意気込みをお願いします。
「今後は全日本選手権とグランプリシリーズとインカレ(日本学生氷上選手権)に出られるようにして、全日本選手権では表彰台に登って世界選手権行きたいと思います」
――ありがとうございました。
[大西健太]
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