(13)黒鷲旗 大分三好ヴァイセアドラー戦後 三輪大将、安井恒介インタビュー

2019.05.09

 大分三好ヴァイセアドラーから金星を挙げた明大。今回はMB三輪大将(政経2=高川学園)、MB安井恒介(政経1=尼崎市立尼崎)の試合後のインタビューをお届けする。

 

 

[三輪]

――今試合を振り返っていかがですか。

 「1、2セットは序盤に明大がリードしていた中で、終盤は自分たちのサーブミスから逆転されてしまいました。3、4、5セットはミスを減らして勝てたので良かったです」

 

――S鈴木浩大(政経4=山形中央)選手とのコンビはいかがでしたか。

 「(鈴木)浩大さんは自分にマークをつけさせながら、サイドに振る考えでやっていました。コンビはいつも合わせておらず、試合の中で打つにつれて合ってきたのではないかと思います」

 

――終盤はしっかりクイックを決められていました。

 「本当にあのような場面はかなり緊張もしていて、ラスト1点だから決めないとという思いでやっていました」

 

――ブロックも終盤にワンタッチを取れていましたが。

 「振られることがあれば、フェイントフォローにしっかりいけました。普段はサボってしまうこともありますけれど、今日は最後までその形ができたので良かったです」

 

――黒鷲旗を通してどのようなことを学べましたか。

 「普段対戦できない選手や中々経験できない高さ相手に、いいプレーが出たせたと思います。リーグ戦は3日間残っているので、自信をもってできるようになったと思います」

 

――将来的にVリーグでプレーしてみたい気持ちは芽生えましたか。

 「大学を卒業してからはVに入って、活躍したいと思っています」

 

 

[安井]

――今試合を振り返っていかがですか。

 「序盤はブロックも対応しきれず、外国人選手の高さ相手にどういうブロックやレシーブ姿勢で仕留めるのかが難しかったです。さらに速い攻撃でも惑わされてしまい、対応できず1、2セットを落としてしまいました。しかし終盤にブロックを引っ掛けられるようになって、そこでレシーブからサイドが打ち切ってくれて流れをつかめたと思います。今日はチャンスボールから得点を取り切れたので、サイドアウトを大事なときに取れたのが良かったです。1本目のキャッチも返ることが多かったので、クイックを僕や三輪さんが終盤に打つようになって、そこから流れが変わってきたので、決め切れて流れを取れたのは大きかったと思います」

 

――鈴木選手とのコンビはいかがでしたか。

 「普段はセッターの直(上林直澄・法3=東亜学園)さんと喋りながら合わせていますが、今日は浩大さんでした。自主練など日頃の練習ではトスを打っていますけれど、公式戦などの試合で打つのは初めてだったので、最初は噛み合わなかった部分がありました。それでも試合の中でコミュニケーションをとって、『どういうトスがほしいのか言って』と言われたので、浩大さんに自分のほしいトスを言って上げてもらって合わせていきました」

 

――普段の上林選手とは対照的なクイックの合わせ方ですか。

 「いつもは直(上林)さんがトスを一定に上げてくれていたので、僕が入りすぎなら入りすぎと言ってくれますけれど、今日は僕から注文することが多かったです」

 

――黒鷲旗ではどのようなことを学べましたか。

 「1番はプロのチームと当たって、経験したことのない高さやブロックの高さに対して、どういう打ち方をするのかをボールが動いている中で考えながら、ずっとプレーできたと思います。プレーの中で考えて対応することは勉強になったと思います」

 

――隣のコートで母校・尼崎市立尼崎も試合をされていましたが。

 「たまたまずっと右でやっていたので、タイム明けはちょくちょく見たりしていて、後輩も見てくれていたと思うので、ちょっと意識していました」

 

――将来的にVリーグでプレーしてみたい気持ちは芽生えましたか。

 「ずっとバレーを続けたい気持ちはありますし、高いレベルでやらせてもらえるなら、自分はVに進んで、何かつかむという経験してみたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[大西健太]