(12)黒鷲旗 大分三好ヴァイセアドラー戦後 池田颯太、上林直澄インタビュー

2019.05.08

 大分三好ヴァイセアドラーから金星を挙げた明大。今回はOP池田颯太(営3=松本国際)、S上林直澄(法3=東亜学園)の試合後のインタビューをお届けする。

 

[池田]

――今試合を振り返っていかがですか。

 「1、2セットを取られましたけど、内容的は悪くなかったと思います。6ローテーション目で1、2セットは詰まってしまい、同じような形で落としてしまったので、残りのリーグ戦でそこは課題になってくると思います。そのような課題をしっかり改めて理解できたのは収穫です」

 

――1、2セットが終わってチームではどのような声掛けをされていましたか。

 「1日目は楽しむことができていて、Vのチームとも戦えるということはわかりましたけれど、2日目は意識しすぎたこともあって硬かったです。今日は楽しくやろうということでやっていて、1、2セット目は落としましたけれど、落ち込むのは無しにして、最後まで楽しんでやろういう声掛けはしていました」

 

――2年前ベストスコアラー賞を受賞した時のように得点を決められていましたが。

 「最近は(上林)直澄が上げていて、ミドルを中心にした組み立てで打数は少なかったです。今日は久しぶりに懐かしい感覚で打数も多かったので、体的にはつらかったですけれど、打った方が楽しいと感じました。課題はありますけれど、自分的には打数という面では納得できる試合だったと思います」

 

――終盤の大事な場面でもスパイクを決められていましたが。

 「浩大(S鈴木浩大・政経4=山形中央)さんは点を取りたいところはライトに集めてくれて、それがもちろんプレッシャーでもありましたし、そこで決められなかったら自分の責任です。1年生のときは考えすぎていて、終盤に決められないことがかなりありましたけれど、今日は自信をもって終盤もやれていたので、結果勝てたので良かったと思います」

 

――サーブもかなりキープされていました。

 「サーブは武器にしたいと思ってずっとやっていて、ここのところそこまで満足できるようなサーブが打てていなくて、今日はミスも少なくて良かったと思いますし、これを継続していきたいです」

 

――サーブはVリーグのチームにも通用していました。

 「秋季リーグ戦から新しいボールに変わってしまいます。もう届いて触っていますけれど、かなりモルテンに近い感じで、触った感じはフローターサーブが厳しくなってくると思うので、ボールが変わらないうちは継続で今のサーブを続けて、ボールが秋リーグから変わってからはボールの変化も考えてサーブの改良などを工夫していきたいと思います」

 

――黒鷲旗を通してどのようなことを学べましたか。

 「高いレベルで勝つためには高いレベルを意識した練習をもっとしていかないといけないと思いました。逆にサーブやスパイクは通用する部分は実感できたので、そこは自信を持って長所をもっと伸ばしていけたらと良いと思います」

 

――将来的にVリーグでプレーをしたいという思いは芽生えましたか。

 「まだ考えていますけれど、Vでやりたいと思っていても声を掛けてもらわないとプレーはできないですし、いきたい人がみんないける場所ではないです。声を掛けてもらえたら挑戦してみたいとは小さい頃から思っていますし、限られた人しか立てない厳しさも十分にわかっているので、もっと練習をして自信を持ってVにいける選手だと思えるように今から頑張りたいと思います」

 

 

[上林]

――今試合を振り返っていかがですか。

 「今日はみんな頑張っていたので、良かったと思います」

 

――控えということで何か意識されたことはありますか。

 「特にないです。急にいけるかと言われたので、ブロックで前3回を頑張りました」

 

――大事な場面での出場はいかがでしたか。

 「かなりいい展開だったので、止めたらかっこいいなという感じでした。普段出ていた時のように止めにいきました」

 

――鈴木選手とはとても仲が良さそうですが。

 「仲が良いので、僕が出ている時も応援してくれますし、出てないときは僕が応援するのは当たり前です。そこはそのようないい関係があるから、お互い切磋琢磨してやれていると思います」

 

――今後の試合で意識することはありますか。

 「今まで通りです。リーグ戦あと3戦勝って、もっといい順位にできるようにやっていきたいです」

 

――今後に向けて意気込みをお願いします。

 「残り3試合頑張ります」

 

――ありがとうございました。

 

[大西健太]