(10)黒鷲旗 大分三好ヴァイセアドラー戦後 鈴木康時監督、鈴木浩大インタビュー
大分三好ヴァイセアドラーから金星を挙げた明大。今回は鈴木康時監督、S鈴木浩大(政経4=山形中央)の試合後のインタビューをお届けする。
[鈴木監督]
――今試合を振り返っていかがですか。
「みんなセットが変わって、もう1回リズムを作り直そうということで、集中してできたと思います」
――鈴木選手をスタメン起用した理由は何でしょうか。
「ある程度センターが研究されているところと、センターが回らないと自滅していくパターンがあったので、セッター変えてリズムを変えていければということで起用しました。池田が1年生の時にベストスコアラー賞を取った時のようなパターンにもっていけたので良かったと思います」
――今後も鈴木選手を起用する可能性はありますか。
「もちろんあります。だいぶうちのセンターは研究されていて、マークされているので、センター線を使わなくてもうまく回せるようなパターンに持っていければと思っています」
――1、2セットは逆転という形で落としていましたが。
「いいサーブを打たれて乱れると、どうしても攻撃力はそこまでないので、コンビネーションを使えないと厳しいです。そこをなんとか持ち直せるように、連続得点を取られないように作っていくしかないです」
――3セット目立て直せた要因は何でしょうか。
「やられていたのが同じパターンで、セッターとピンチサーバーにサーブで崩されていたので、そこを1本で切るようにということで、集中してできたのは良かったと思います」
――ブレイクを取べき選手が取れていましたが。
「いつもより池田に回るケースが多くて、それを序盤で見せたがために、向こうはブロックがばらけてきていたので、それでセンターもうまく使えるようになってきていましたし、いいパターンにもっていけたと思います」
――この勝ちは今後どのようにつながっていきますか。
「前の2試合ももう少し粘れたと思いますけれど、今回の3戦目で勝てたので、雰囲気は少し良くなったと思います。残り3試合リーグ戦を勝ち切っていきたいと思います」
[鈴木]
――今試合を振り返っていかがですか。
「久しぶりに出場できて、とても楽しかったです」
――久しぶりのスタメンで心境はいかがでしたか。
「とても緊張しましたが、今日は楽しんでやろうとみんなで言っていたので、緊張もいい具合だったので良かったです」
――どのようなトス回しを意識されましたか。
「いつもはMB安井恒介(政経1=尼崎市立尼崎)やMB三輪大将(政経2=高川学園)が打っているけれど、自分はどちらかというとライトに上げる人間なので、OP池田颯太(営3=松本国際)を中心に組み立てていきました」
――2年前に池田選手がベストスコアラー賞を受賞した時のようでしたが。
「あの時を彷彿させるかのようにやりました。みんなにもあの時が蘇ってきてほしかったです」
――S上林直澄(法3=東亜学園)選手との交代シーンでは抱擁されていましたが。
「よろしくという感じで、『明日交代するときはこうやろうぜ』と話していました。チーム一丸で戦えています」
――終盤の大事な場面もライトに託しました。
「まずは三輪と安井に上げて、2人の信頼はとても厚いからセンターに上げて、そして最後は池田でいきました」
――今後はどのようにチームに貢献していきたいですか。
「(上林)直澄が正セッターとしてやると思うけれど、今日ように終盤流れを変えるために出ることもあるから、いつ出ても自分の仕事を果たせるような、セッターになっていければと思います。しっかり準備しておきます」
――ありがとうございました。
「サンキュー!」
[大西健太]
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